9月のマンスリー ゲスト 木村 俊平さん
インタビューを終えて
木村さんのアイディア、スキル、センスと手によって、その姿やお役目を変えて 新しく生まれる作品や商品。ひと目見た瞬間の驚きとなんとも言えない高揚感。
「アップサイクル」という言葉に出会ったのは、3年ほど前のこと。そのコンセプトや実際の「かたち」に何か強く惹かれるものがあった。その「アップサイクル」の活動をご自身ならではの発想で推進されている木村さん。いつかお話を伺ってみたいと思っていたところ、ふいにそのチャンスが巡ってきた。先月のゲストの上岡さんがリードする「鎌倉ヘイセイズ」のまち歩き、土曜朝のゴミ拾いの常連メンバーのお一人が木村さん。トングとゴミ袋を手に初めましてのご挨拶、歩きながらご出演をお願いする。
「日本エコロジーアップサイクル協会」の理事長であり、オリジナルブランド 折人 のアップサイクルクリエーター、さらには「湘南VISION大学」の講師であり、ご自身のワークショップのファシリテーターでもある。ご趣味は、投げ釣りとのことで、由比ヶ浜釣り部も主宰。
(どうやら、この他にもまだまだお顔があるよう。)
企業のエンジニアのお仕事をリタイアされてからの精力的な活動とその飛躍の様子は、生み出してきた商品や、団体、またつながりからも鮮やかにみえてくる。そして、実際にお会いする木村さんは穏やかで落ち落ち着いた物腰のかっこいい大人。ワークショップに参加させていただいた時のファシリテーション、場の進行も空気感も木村さんならでは。
収録の日の朝に釣ったばかりのお魚をお土産に持ってきてくださり、感激、そしてその晩にいただいたキスのおいしかったこと。
北海道ご出身、木村さんのなかにあるフロンティア スピリット、 今度お会いした時に改めて伺ってみたいと思っている。