東一排骨總店。ゴージャスなお店でいただく庶民派排骨飯♪
8月頭の土曜日の正午12時過ぎ。
朝から飲まず食わずで総統府と中山堂を見学し、いいかげん脱水と空腹でフラフラ状態のがぁこさん。
昼は中山堂の脇の道を、警察を左にまっすぐ歩いてすぐの東一排骨で排骨飯を食べることにしていた。なんつったって近いし。
ガイドブックや雑誌でもよく紹介されてるから前から知ってたけど、総統府や中山堂と同じく、「そういえば実際に行った事ない」場所なので、こちらも初体験だ。
歩いて行くとすぐ右手に緑の看板が見えるから場所は一目瞭然。
ただ、実際の入口は緑の看板の下ではなく、その手前の理髪店の右側。一見何もなさそうな怪しげな薄暗い階段を上がっていく。
(下の写真のクロネコさんのバッグのあるところ)
私は取りあえず一回素通りして、コンビニでお茶を買って体に水分を入れることを優先し、落ち着いてからもう一度入口に戻ってきた。
2階に上がるとキャバレーみたいなお店の入口があるのだが、1階外の怪しい暗い雰囲気とエライ差があるのがおもろい。
入口のカウンターで骨董品のお嬢さん、もとい親切なオバさま方に何を食べるか聞かれ、基本の排骨飯を注文。その場で支払いを済ませ、違うオバさまに指定された席に座った。
昼時だったためか、座ってわりとすぐに食事が運ばれてきた。
おお、なんかすごいボリュームたっぷり!
大盛ご飯と骨付き豚肉の唐揚、筍のスープもついて。このセットで、この場所で、150元て安くないか?
だって、コンビニのおかず少ない排骨弁当なんか90元近くするよ。お店でイートインでこの内容って、やっぱり安いと思うわ。
お肉も思ってたより分厚いし! 衣もサクサクしてる!!
駅やコンビニのお弁当だと、このお肉がべとべとしてて、それがあんまり好みではないんだけど、できたてだとサクサクして美味しいのね~。
味付けは台湾風で甘いけど、サクサク具合とあわさって、美味しいと思う。
筍と豚のスープも美味しい。さり気に、ご飯の付け合わせのおかずも美味しかった。
魯肉飯の部分は、けっこうあっさり目の味付けで、本来は脂身こってりの味付け濃いめの魯肉飯が好きな私だけど、これはこれで、こちらのお店のほんのり甘い唐揚の邪魔をしなくていいと思う。美味です。
とても空腹だったので、がつがつ食べ進めて、あっという間に完食。
やっと人心地ついたところでテーブルのメニュー表などを見てみると、フルーツジュースとかパフェとかあって、なんかすごいレトロそうでちょっと気になった。
でも今回はよそでデザート食べるから頼みませんけれども。
そうそう、カウンターの方にいらしたスタッフのオバさまたちは結構ざわざわしてる動きだったけど、ホール担当のおじ様たちは背筋がぴしっとしてて昔のホテルマンみたいなのがすごい印象的だった。
食べ終わってから改めてお店を見渡すとすごい雰囲気だった。こんなキャバレーみたいな内装で庶民的な定食だしてるなんて。面白いね~。
奥に階段があって、お客さんが案内されていってたので、どうも上の階にも客席がありそうだった。すごい広いのね。
というか、ほぼずっと満席で、席が空いてもすぐに次のお客さんが来るし、昔からあるだけあって、本当に人気のお店のようだ。
今まで来たことなくて、もったいないことしてたわ。また通りかかったご飯食べに来ることにしよう。
ごちそうさまでした!
さて、食後のデザートをいただきに行こう♪
東一排骨総店
住所:台北市中正區延平南路61號
時間:10:00~20:00、月曜定休