ZIPANG-4 TOKIO 2020「離れ」のある~マンション~ 『クレヴィア山吹神楽坂』 〜 配色計画のコンセプトは、江戸の粋・四十八茶百鼠 〜
いま世界的に新型コロナパンデミックの真っ只中ですが、日本ではこれに追討ちをかけるように、7月初旬には異常気象による局地的な集中豪雨現象が各地に発生しております。気象庁はこれを称して、「令和2年集中豪雨」と命名しました。
特に熊本県南部、川辺川・球磨川流域を中心とした地区では急激な増水濁流で81名の方々が死亡、行方不明となられる一方、岐阜県下では広範囲に亘る崖崩れや土砂災害、幹線道路の崩落で交通網の遮断。飛騨川流域を中心とする地域では家屋の損壊、浸水等の被害がありました。
ここに謹んで被災された方々への御見舞と共に尊き命を犠牲にされた方々へ深く哀悼の意を捧げます。
残された私達はその戴いたメッセージを正しく新しい未来へと生かす事を誓い祈念するものであります。
編集局記
地への敬意、伝統の作法を踏襲しつつ新しき「モダン」を追求した
「離れ」のあるマンション「クレヴィア山吹神楽坂」。
歴史・伝統・文化を感じる山吹町
山吹町は、神楽坂、早稲田、目白台など、古くから多くの文豪や財界人に愛された街に囲まれており、 歴史や文化を感じられる趣のある地として成熟してきました。
そんな土地柄に敬意を表し、歴史・伝統を受け継ぎながらも、地域の活力や街の新しいスタイルを創造していく建物を目指し、 「LIBERAL MODERN(リベラルモダン)」という設計コンセプトに基づいて建物づくりを計画したのでした。
日本の伝統色と江戸文様をモチーフとしたデザインの融合
カラーコーディネートには、「団十郎茶」「月白」「小町鼠」「鈍色」「黒橡」「呂色」など、 日本の伝統色を採用し、江戸文様をモチーフとしたデザインと融合。 さらに、マテリアルそのものが持つ素材感やテクスチャーも活かした構成となっています。
サンドエレガンテ(茶)
貝、砂、石など自然の素材感を生かした仕上塗材「サンドエレガンテ」を外壁に採用。特注色の茶色は日本の伝統色「団十郎茶」をイメージしました。
エイジング塗装ガラス
基壇部と庇は、特殊ローラーや特殊スポンジなどを用いた多色仕上げにより、表面に深みのあるエイジング風の豪華な風合いを演出しています。
エッジングガラス
表面に彫刻を施したガラス。風除室にはエッジングブラスト加工タイプ、エントランスホールにはカラー塗装を加え、箔を貼ったものを採用しました。
サンドエレガンテ(濃灰)
「サンドエレガンテ(茶)」とともに、日本の伝統色「黒橡」をイメージしたダークグレータイプの塗材も採用し、山吹町にふさわしい配色としました。
ブラックカラーステンレス
エントランスドアの面材は、ブラックカラーステンレスに江戸の文様「四目格子」を思わせる柄をビーズブラスト加工し、職人技風に仕上げました。
※掲載の素材イメージは本計画に採用予定の素材です。実際とは色味、質感が異なる場合があります。採用素材は施工上の都合により、変更になる場合があります。
こうした創意を凝らすことで、独自の存在感を放つ、独創的で洗練された建築を追求。 革新的(リベラル)で現代的(モダン)な造形美が街に誇らしく際立つ建物を創造します。
「都市機能は譲れない、でも住環境にも妥協できない。」、「暮らしやすい住まいが絶対条件、だけど仕事もしやすいことも大切。」、 「良質な住まいに広々と暮らしたい、でも高すぎる買い物はしたくない。」今、この時代だからこそ生まれるニーズ・・・
こうした住まい手の要望に応えることを目指し、
伊藤忠都市開発株式会社(代表取締役社長:松 典男)では、これまでに行ったことのないチャレンジや、初めて採用するアイディアを豊富に採り入れてあります。
所有することが誇らしく思えるレジデンスの創造はもちろん、建物の美しさ、設えの優雅さに妥協することなく本計画を構想。
外観デザイン、共用部デザインへのこだわりもさることながら、とりわけ専有部プランニングにおいては “既視感のない独自の取り組み”を細部に至るまで追求し、既に世の中にあるものを真似するのではなく、 これからの時代にこそ求められるべき、理想の邸宅づくりを目指したのでした・・・
「離れ」のあるマンション「クレヴィア山吹神楽坂」は、2020年10月24日(土)より、『ギャラリークレヴィア有楽町イトシア』にてグランドオープンします。
「クレヴィア山吹神楽坂」の特徴
住戸間取りの外に“離れ”の空間:
3タイプの「+HANARE (プラスハナレ)」
昨今の働き方改革、在宅ワークの普及など暮らし方の変化に伴い、住まいの在り方や、分譲マンションに求められるニーズも大きく変化しつつあります。
多くの方が在宅ワークを経験された中で生まれた、住まいへの新しいストレス、「ON/OFFの切り替えができない」、「家族の生活音が仕事の妨げになり集中して作業に没頭できない」といった声や、web会議を行う際のプライバシーの確保など、住まいにおける幾つかの新しい課題が見えてきました。
在宅時間が増加傾向にある中、家族とともに過ごす時間が増える一方、パーソナルな時間も一層求められています。
本物件では、仕事に限らず趣味や勉強、リラックス空間として利用できる空間『+HANARE(プラスハナレ)』を導入しました。
「離れ」のあるマンション
これからの新しい暮らし方を見据え、リモートワークや趣味の部屋など、様々な用途に活用できる住戸から独立した“離れ”の空間『+HANARE(プラスハナレ)』を企画。
『+HANARE』は、住戸に付属する専有タイプや共用スペースとして利用できるタイプなど、様々なタイプを用意してあります。
【+HANARE Private1&2】
自分だけのリモートルームや趣味の部屋として利用できる専有タイプ(約3.5㎡×2室)
【+HANARE Private3】
バイクガレージやアトリエ、DIY工房として利用できる土間仕様の専有タイプ(約7.0㎡×1室)
【+HANARE Public】
入居者全員が利用できる共用スペースのスタディーブース
【+HANARE Private3】 完成予想CG
【+HANARE Private2】 完成予想CG
【+HANARE Public】 イメージイラスト
「クレヴィア山吹神楽坂」物件概要
所在地 東京都新宿区山吹町360(地番)
交通 東京メトロ有楽町線「江戸川橋」駅徒歩4分、東京メトロ東西線「神楽坂」駅徒歩9分
総戸数 49戸
構造・規模 鉄筋コンクリート造 地上8階建て
敷地面積 515.08㎡
延床面積 2,509.99㎡
間取り 1K~2LDK
専有面積 20.78㎡~57.50㎡
販売開始 2020年12月下旬(予定)
竣工 2021年12月下旬(予定)
引渡 2022年1月下旬(予定)
設計・監理 株式会社エル設計事務所
施工 株式会社合田工務店 東京本店
「クレヴィア山吹神楽坂」周辺環境
伝統文化と洗練された 感性が溶け合う街。
日本情緒豊かな街「神楽坂」
日本伝統の格子が印象的な町家、品位を薫り立たせる石畳の路地、花柳界の系譜を今に伝える風情と華やぎを演出する灯篭、そして能楽や落語などの日本の伝統芸能、職人技を代々継承する老舗……。神楽坂は日本情緒豊かな街である一方、洒落たカフェやモダンなレストラン、個性的な雑貨ショップなども魅力的な街です。また、阿波踊りで賑わう「神楽坂まつり」、芸妓が芸事をお披露目する「神楽坂をどり」など、伝統行事も脈々と受け継がれています。
アクセスと周辺環境
東京メトロ有楽町線「江戸川橋」駅徒歩4分、東京メトロ東西線「神楽坂」駅徒歩9分と都心へのアクセスに優れ、また、周辺には大小の公園や神田川などがあり、自然を身近に感じることができるエリアに位置しています。
(地図をクリックすると大きく見ることが出来ます。)
赤坂神社
神田川
江戸川橋地蔵通り商店街
早稲田大学
.
「ギャラリークレヴィア有楽町イトシア」MAP
お問い合わせ
「ギャラリークレヴィア有楽町イトシア」
・所在地:東京都千代田区有楽町2-7-1 有楽町イトシアオフィスタワー14階
・TEL:0120-852-878
・営業時間:平日11:00~20:00、土日祝10:00~20:00
・定休日:水曜日(祝日除く)
編集後記
1600年、天下統一を遂げた徳川幕府ですが、次なる脅威は異国による領土侵犯です。つまり、平和安定を目指しての鎖国制度を敷きました。
そこで、目配りの効く新たな都として武蔵国の江戸を選んだのですが、当初は人口も少なく、町方人口は、寛永 11 年(1634) に凡そ1約 15 万人、明暦 3 年(1657)に約 28 万だったとも謂われます。※
※当時の調査は武家による各藩毎に割り当てられた戸数から平均家族数を予測し、持ち寄り報告されたかなり、大雑把なもの。
とは言え、江戸中期以降領地が拡大され、人口が爆発的に増えてきました。すると、庶民も生きるためのエネルギーは物凄いもの。江戸はゴミ一つない世界一の清潔な都市でした。
その、秘密とはゴミは大切な資源だからです。クズ拾い等は大変なお宝ですから、既にリサイクルの商売はその頃から始まっていた訳でして…
江戸庶民が奢侈禁止令のもと、使用出来る染料とは 凡そ地味且つ質素な 黑、白、茶、灰、藍と制限されたのです。
しかし、庶民の智慧は権力者の目論見を完全に上回りました。
媒染剤を加えれば、実に多彩で渋味の効いたデリケートな色彩変化が生まれ、楽しんだと謂われます。
その多彩な色味は一言で申せば "四十八茶百鼠" と呼ばれました。
それらは夫々が風流なネーミングを持ち、江戸好みの洗練が行き着いた結果の賜物でした。
ポストコロナとはあと、4〜5年も経てば、身の回りの状況がいつの間にか一変していた…という位の彼方にあるものとして捉えていましたね〜。それも・・・
小生なんかはある日、気づけば…人類が新技術や新素材等て構築された新環境の中で、若者層中心に回る生活システムが始まっていて、人々は当たり前に日常を享受しているイメージなんですよね〜
かなり漠然としてはいますが… はっきりしているのはそこに、自らは参加しておらず、甚だ無責任な自分がいるんですね〜
きっと、年令的な世代交代の新陳代謝を促す潜在意識が組み込まれているんでしようナ。
本日の記事は、温故知新と申しますか、ご先祖が残した江戸庶民から生まれた知恵とは無尽蔵なのでありました。
それも、江戸っ子※というものは徳川幕府が江戸城を築いた1612年頃の江戸の人口は 推定、町人と武家合わせて40万人ほどだったのですが、江戸庶民の頑張りで、景気は良くなり各地から人々が流入して、何時しか100万人に…当時としては、世界一の大都市だった訳です。
ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー
う~ん成程!と…唸りました。 夫々の立場で、新しい自己主張をする時期なんでしょう。
ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー
日本の伝統色を使っての、マンションに離れという新しい試み・・・
そうか何か新しいことを行う、チャンスなのかな~
この機会に、日常生活やオフィス、住宅、学校、商店、飲食処、旅館、ホテル、工場、公共施設等においても見直して…刺激を受け、何かアイデアが生まれてきそうな微かな予感が・・・
※江戸っ子とは
地方の子沢山お百性達の後継ぎは長男のみで次男以降は、家や嫁も貰えず食い詰め、裸一貫で江戸に出て働き続け、威勢のいい意気な文化を生んだのです。
そうした中、武家衆も安定した世の中となり、貧乏を強いられ、士農工商という身分差別を明確化する必要が出てきます。
幕府は景気の良い商人の身分を下げて、身分差別の強化を計る中で、衣服の色に派手な色を身につけることはご法度という、奢侈禁止令の制度を設けました。
こうして生まれたのが、
"四十八茶百鼠"でした。
なんとも言えぬ抑制の利いた味のある繊細で洒落た染め色ばかり。
民衆の智慧は幕府の狙いを裏切り逆効果を産んだのです。
鎹八咫烏 記
伊勢「斎宮」明和町観光大使
石川県 いしかわ観光特使
協力(敬称略)
伊藤忠都市開発株式会社 東京本社 〒107-0052 東京都港区赤坂2-9-11
(オリックス赤坂2丁目ビル7F受付・8F) 代表電話 03-6811-0200
※画像並びに図表等は著作権の問題から、ダウンロード等は必ず許可を必要と致します。