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40k初心者講座 - コデックス

2020.11.28 09:22

今回はWARHAMMER 40,000 コデックスとはどのような書籍なのかを紹介していきます。


【コデックスとは】

各陣営ごとに、そこに所属するミニチュアのルールや設定を纏めた書籍が「コデックス」です。


ゲーム上では、コアブックとコデックスを導入することでアーミーは策略やデタッチメントアビリティといった、その陣営固有の能力を発揮することができるようになります。

多数のアビリティや策略を組み合わせることで、同じ陣営の中でも戦い方に幅広い選択肢が生まれるのです。


また、コデックスには陣営内の全てのユニットデータシートが収録されているため、アーミー拡張のために次にどのユニットを購入するかの参考にもなるのです。


ウォーハンマープレイヤーとしては必須の書籍とも言えるでしょう!



【背景設定】

その陣営がどういう種族・組織なのか

どのような歴史を歩んできたのか

どのような軍隊構成なのか

どのような派閥があるのか

階級や部隊章のマーキング

著名なキャラクターの紹介

などが事細かに記されています。


値段はそこそこしますが、一般的なゲームひとつの設定資料集くらいのボリュームがある重厚な内容なので、ゲームをプレイしない人でも読み物として十分読み応えがあります。

また、各派閥のカラーリングや、階級ごとのマーキングなど、ペイントの資料としても大変優秀なのでペイント派の人にもおすすめです。



ここからはゲームに必要な内容です。


・ユニットデータシート

その陣営に所属するユニットがどのような能力を持つのかを記したものがユニットデータシートです。

ミニチュアの取扱説明書についているものと同じですが、コデックスがあれば先に全てのデータシートを閲覧できるため、アーミーに欲しいユニットを見ながらミニチュアの購入計画を立てることができます。


・デタッチメントアビリティ

各陣営の中にはさらに細かい派閥(スペースマリーンの戦団、ネクロンの王朝など)があり、その部隊や組織ごとに得意とする戦術が異なります。


同じスペースマリーンでも、白兵戦を好むホワイトスカー、奇襲の得意なレイヴンガード機甲戦に長けたアイアンハンドなど、多種多様な戦団があり、それら設定上の特色をゲームで再現するためのアビリティが収録されています。


また、公式に設定されている以外のオリジナルの戦団や王朝は、独自のデタッチメントアビリティを設定することもできます。


・策略

ゲーム規模やコマンドフェイズで付与される指揮ポイント(CP)を消費して使用でき

コデックス内のユニット専用の策略です。

特定の派閥でしか使用できない策略もあります。


・サイキック能力体系

サイキック能力を行使するサイカーは殆どの場合、コアルールの猛撃以外にその陣営ごとのサイキック能力体系から、好きな能力を選択(あるいはダイスでランダムに決定)することができます。


・陣営固有の能力体系

チャプレインの祈祷や、ク=タンの力など、サイキックとは異なる系統の特殊な能力を行使するための体系表が収録されています。


・レリック

キャラクターユニットに装備させることのできる特殊な装備で、どれも希少で強力なものです。

追加で装備できるもの、既存のウォーギアから装備を置き換えるものなどが多数収録されています。


・陣営固有のアップグレード

9版のコデックスでは各陣営固有のアップグレードが追加されました。

スペースマリーンではキャラクターをさらに高位の役職にアップグレードすることができ、ネクロンの場合は技術官「クリプテック」のみがアクセスできる特殊装備クリプテック・アルカナが収録されています。


・ウォーロード能力

アーミーを指揮するウォーロードにどのような能力を持たせるか選択することができます。

ウォーロード能力には、ウォーロード自身を強化するものや、周囲の味方ユニットを強化あるいは敵ユニットを妨害するオーラアビリティ、特殊なアビリティを付与できるものなどがあります。

一般的なコデックスには陣営共通のウォーロード能力が6種類、それに加えて戦団や王朝固有のウォーロード能力が1種類ずつ収録されています。


・マッチプレイルール

マッチプレイミッションで使用できる、陣営固有の副次目標が設定されています。


・征戦ルール

ナラティブプレイのキャンペーン用システム「クルセイド」で使用できる陣営固有のアップグレードや補給物資などが収録されています。



各陣営のコデックス


・9版コデックス

9版のコデックスが発売されている陣営はこちらの記事にまとめています。


・8版コデックス

9版コデックスが未発売の陣営は、8版のコデックスにエラッタを適用することで暫定的に、継続して9版でも使用することができます。


直前の8版で日本語されている陣営は以下の通りです。

・ケイオススペースマリーン(Ⅱ) ※

・インペリアルナイト

・ケイオスナイト 

・オルク

・ジーンスティーラー


その他の陣営は8版では英語版のみの発売となっていますが、日本語版同様エラッタを適用することで9版のゲームにも使用できます。


※8版のコデックス:ケイオススペースマリーンは8版の初期に出たものと、後期に追加ユニットを収録したものの2冊が出ており、表紙に「Ⅱ」と書いてある方が最新版です。


コデックスサプリメント

特定のコデックスと組み合わせて使用し、主にサブファクション(サブ陣営=スペースマリーンのうちの一戦団であるウルトラマリーン等)の特色をより強くゲームに反映するための追加書籍です。


・9版コデックスサプリメント

コデックス同様、下記の記事に纏めています。


・8版コデックスサプリメント

8版では、8版コデックス:スペースマリーン(Ⅱ)と組み合わせて使用することのできるスペースマリーン6戦団のサプリメントが発売されており、これらもエラッタを適用することで、9版でも継続して使用することができます。


・ウルトラマリーン

・ホワイトスカー

・レイヴンガード

・アイアンハンド

・インペリアルフィスト

・サラマンダー



以上、コデックスの紹介でした。


9版では基本的に日本語版での発売がされるようなので、これまで邦訳に恵まれなかったためにお蔵入りしていた陣営にも光が当たるかもしれません。


今後のスケジュールに要注目ですね!