お友達を作るのに多くは語らなくていい
2020.10.04 23:00
kiko's english playroomでは様々な絵本を用意しています。
レッスンの終わりに読み聞かせを行っているのですが、レッスン生たちに人気があるのは仕掛け絵本です。
特に幼稚園や低学年のレッスン生に人気があるのがこちらの童話シリーズです。
仕掛けをめくるのが楽しいようで、読み聞かせの内容はほとんど聞いていません。
文章が長く、すでに内容を知っている話なのであまり集中して聞いていません。
あと、人気があるのはこちらのシリーズです。
言葉はほとんど出てきません。
自分たちでいろんなものが選べるのが楽しいようです。
でも、数ある絵本の中ですぐに読み終わってしまう本もあります。
それは、こちらの本です。
出てくる単語は1ページに一つか二つぐらいです。
そして、同じことばかりしか言っていないんです。
この絵本はお友達を作る様子を描いています。
本当に少ない単語でお友達になることが出来ます。
よ!と話しかけて、何?と聞き返しているだけです。
読み始める前はレッスン生たちは嫌そうな顔をしていましたが、あまりの短さに驚いたようです。
話しかける勇気さえあれば、どんな人でもお友達になることが出来るかもしれません。
単語が短いので英語があまり分からなくても絵を見れば多少言いたいことは分かります。
ジェスチャーの表現を真似したり、口調を変えて読むことによって、英語だけれども
なんとなく言っていることはわかるようです。
絵本は見て楽しむものもありますが、話を理解したうえで絵を見てもらうとまた違った世界が見えてくるかもしれません。