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Photographer masa

出現確率わずか3%…伊丹空港の"逆"発着

2020.09.06 16:46

ライフワークとなりつつある伊丹空港の飛行機撮影

本日も撮影に向かいました。

到着して、飛行機の動きが逆であることに気づきました。

伊丹空港は通常の離陸で使う滑走路(RWY32)の追い風が強くなると、逆向きに滑走路(RWY14)を使うことがあるようです。今日はその日でした。

台風10号の影響ですね。

空港と街、山をバックに飛び立つ瞬間の旅客機を狙いました。

離陸滑走開始時は小さく見えるのですが、近づいてくると大きいし目の前でのリフトオフは撮影中でも鳥肌がたちます。

B777は出会えませんでしたが、B787などB763などの期待を楽しめました。

次は離陸後のエアボーン。光が美しい。

年間発生確率3%の貴重な逆離陸。離陸機の迫力に取り憑かれてしまいました。

飛行機の魅力を改めて肌で感じ、さらにハマりそうです。

さて、機材について触れてみます。

撮影はNikon Z7 + AF-S NIKKOR 400mm f/2.8G ED VRで撮影。

長らくNikonの一眼レフを愛用していましたが、最近ミラーレスに機材を統一しました。

オートフォーカスはまだまだだなぁ、と。

今回のように被写界深度が深く、順光晴天な状況ではフォーカス自体の追従性はそこそこでしたが、一眼レフ機の専用のAFモジュールのような被写体への食いつきは感じられません。

また、機材自体のレスポンスが遅いため、フォーカスポイントの切り替えがうまく反応しないことに苦慮しました。動体撮影は一眼レフ機に1日の長ありです。

とはいえ、一眼レフと比べて圧倒的に広いAFエリア、瞳AFに代表される像面位相差AF+画像エンジンによる被写体認識と、一眼レフではできない良い部分も多々あるので、被写体によっては良いことも多いです。使い込むことで良さも発見できると思います、これからますます進化していきますし。

次回はSONY α9にCommliteのマウントコンバーターをつけて試してみようと思います。

フォーカス番長ばα9ですが、他社レンズとの組み合わせではどうでしょうか、楽しみ。