この数ヶ月に読んだ本で📖考えさせられた事
以前の私は多くの誤解をしていました…。
色んな事に無知だったなぁ。
と
今まで知らなかった分野の本(主に養子縁組関連)を時間がないながらも読み進めていたので自分の記録の為に書いています。
熊本慈恵病院の🏥「こうのとりゆりかご」の事を、相当前にTVで聞いた時は、私はおそらくそこでとりあげられた〝赤ちゃんポスト〟にだけ反応してしまい、無責任に産んでそこにただ新生児を置いて行くなんて!!という第一印象を持ったのを記憶しています。
2007年の5月に「こうのとりゆりかご」が開始されたとの事なので、ほんの少しでも、遺棄されて亡くなる命を防げている…のだと思う。
蓮田太二さんのあとがきに、10年の間に預けられた子供たちは130人です。とありました。
その子達が、すぐに良い養親さんに引き取られて愛情をかけられて育っています様にと願う。
子供はいつか大人なり、真実告知されているならば出自を知りたいと思う日も来るだろう。
命を助ける
という事
子どもの幸せを考える
という事
生まれてすぐに特定の誰かと親子の絆を結んで行くことの大切さ。
愛着障害の事。
様々な事を今考えていて、この本で📖また新たな問題なども知り、日本はまだまだ遅れていて、赤ちゃん虐待死の第一位は0歳0ヶ月という現実を思うと、国や政府はもっと制度を改正してゆりかごと同じ様なベビーボックスを運営し、またその孤立した予期せぬ妊娠に悩み苦しむ母親を支える制度も必要なんだと感じた…。(ちなみに本によるとドイツでは、ベビークラッペは93ヶ所あるそうです。日本ではこの熊本の慈恵病院のみ)
おそらく、少しずつ、養子縁組も多くなっていくだろうし、待機している夫婦は沢山いる。
日本は養子縁組が進まない事で国連から子どもの人権無視国と非難されているそうだから、乳児期早期(脳科学で生後3ヶ月が愛着形成に重要な期間と言われている)の養子縁組がスムーズに迅速に可能な様に法や制度が変わっていく事を願う。
この本はとても入りやすく読みやすかったなぁ。
現在不妊治療していて結果が出ていなくて、特別養子縁組を視野に入れ始めた人には1冊目としておススメ出来ます。
そして、この数ヶ月🚢くんの変化と試し行動にヘトヘトになっている私に、第二章の、「親子」への道のり にある事例で色んな特別養子縁組の最初に受け入れた里子達の愛着障害による行動の所には励まされて何回か読み直しました。
施設での生活が長い子ほど親子関係が、落ち着くのに時間がかかる。
とか
環境の変化を体験して、この大人達もいつかいなくなるのではないか、という不安と、この大人達は今度こそそばにいてくれるかもしれない、という期待でいっぱいの子供の気持ち。
何歳で迎えても、生まれた時からの育て直しを求めるもの。という言葉。
うんうん、そうだな…と実感し、頷く事も多かったです。
これは、育児本として読んだ本。
愛着のフレーズが気になり読みました。
後半に、発達障害の子供のところもあり…関わりを今一度考えさせられました。
それと、言い過ぎや叱り過ぎをしないで関わる1週間一度も怒ったり叱ったりしないチャレンジとか…。
これがなかなか難しい💦!
甘えと甘やかしの事とか…どこまで?の線引きとか、いやー、一時なのだからやりたいだけやらせたら良いよ!と思ったりとか。
まぁ、日々ぐるぐる考えますわ。
これも、体験談として…ふむふむと興味深く読みました。
ある程度、有名人だったりとか知られてる方がこうして特別養子縁組の事をカミングアウトして堂々と話し、不妊治療で悩んでる人とかに新たな道として提案したり…それをまた取り上げられたりするのは良いと思うな。
もっと広く、里親も広まりクラスに何人かいるよ。くらいになって施設で育つ事なくみんなが家庭で育つのが当たり前、になり社会的な保障や助けが行き届くようになると良いなぁ。
…とまぁ、つらつらとこの投稿も9月に書いてて編集したりしてて💦
すっかり最近、SNSやブログから遠のいてる私でした。
読書の秋📚でもあるし…。
まだしばらくデジタルデトックスしてたいかも。