誰でも上手にTokyo Disney Land(Sea)で写真を撮る方法
惜しみもなくカメラにお金をつぎ込め
カメラ本体
ディズニー撮影部隊(要するに撮りヲタ)が使用するカメラは、プロ顔負けの良いカメラです。
撮りヲタさんたちは、5万円以上の一眼カメラを使用しているかと思います。夜景がキレイに撮影できるCanonが撮りヲタさんに人気のようです。(おそらくEパレ=夜のパレードに備えてかな)
私は、SONYのα6000を使用しています。カメラ本体で7万円くらいです。
レンズ
東京ディズニーランドであれば、パレードルート(ホーンテッドマンション横から入場し、シンデレラ城を一周、トゥーンタウンから退場する通常のDパレ=昼のパレード)が主なパレード鑑賞エリアになるので200mmの望遠さえあれば余裕でキャラクターのドアップが撮れます。
東京ディズニーシーの場合は、主にメディテレーニアンハーバーでショーが行われ、鑑賞エリアからキャラクターの距離は遠いので300mmは欲しいところですが2時間前からミッキー広場(エントランスを抜けて真正面の鑑賞エリアのことをミッキー広場、通称ミキ広)、ザンビーニ(エントランスを抜けて右側の鑑賞エリアのことをザンビーニ、通称ザンビ)、リドアイル(エントランスを抜けて左側の鑑賞エリアのことをリドアイル、通称リド)で場所取りしていれば200mmでも十分です。
私も 200mmの望遠レンズを使用しています。
問題は雨ではない、風だ
ディズニーランド、シーのショーやパレードの実施に大きく影響する天気についてお話します。
以下の悪天候によりショーやパレードが中止になる可能性があります。
- 雨
- 雪
- 猛暑
- 地震
- (システム不調)
そして、一番おそろしいのが「風キャン」こと風によるキャンセルです。風速1om以上でキャンセルになります。周りを見渡してみて木やパーク内の旗が揺れるなびいているようであればキャンセルになる可能性は高くなります。
キャンセルになる理由としては、ダンサー・ゲストの安全のため、風により音楽が聴こえにくい、ダンサーの衣装がめくれるなどバットショーを避ける為なども一説あります。
ショーやパレードが中止になれば当然、撮影も出来ません。撮影の際には、天気は2,3日前から気にしておきましょう。
自然光での撮影がベストなので当日、1日の天気については最も気を使います。
午前は晴れ、午後から曇りや雨の可能性があるのであれば、ショーやパレードの鑑賞は午前中から挑むようにしましょう。曇りでも撮影は可能ですが、明るく撮ることのできる高くて良いレンズがなければ良い写真を撮るのは難しいです。
Photoshopで露出をあげたとしても自然光の中で撮影した写真には敵いません。
事前学習を怠るな
ショーやパレードで出演するキャラクターは、ダンスやファンサービスに大忙しのため、シャッターチャンスは限られています。
自分が撮りたい写真を撮るために2つのことを覚えておきましょう。
キャラクターの停止位置、ポジション
ディズニーランドであればパレードルートが主なパレードの鑑賞エリアになります。
キャラクターは「フロート」と呼ばれるゆっくりと動きながら進む装飾された乗り物に乗っています。基本は、ゆっくりと動いているのですが1回のパレードで3回ほどフロートが止まります。このことを「停止位置」通称、◯◯ポジション(◯◯ポジ)と呼びます。
撮りヲタさんたちは、好きなキャラクターの停止位置を把握し、場所とりをしています。
ディズニーシーであれば、メディテレーニアンハーバーが主なショー鑑賞エリアとなります。
水上で船に乗って登場し、上記でも説明した、ミッキー広場、ザンビーニ、リドアイルにキャラクターが降りてくるショーであれば、お目当てのキャラクターがどこに上陸するのか、どこが一番滞在する時間が長いかを把握しておきましょう。
私も利用しているDisney Colorさんのサイトが参考になります。
シャッターチャンス
撮りヲタさんたちは、Youtubeに自身で撮影したショーやパレードの動画をアップしているのでネタバレになってしまいますが初見の場合は、必ず目を通しどのタイミングでシャッターチャンスがあるのかを把握します。
やはり、シャッターチャンスはシーであれば、ショー終盤のキャラクター全員集合でしょうね。ですが、全員集合をカメラにおさめてホッとひと息ついてはいけません。
撮りヲタさんは、一般的なシャッターチャンスの後に真のシャッターチャンスがあることを知っています。
必ず、ミッキーとミニーは決めポーズの後、お決まりで「キス」&「ハグ」をします。ここが本当のシャッターチャンスです。
編集までが撮影
良いカメラ、好条件で写真を撮って終わりではありません。
目指すは、「人に見せたくなる写真」です。
トリミング
「ミッキーとミニーはきっとこんなふうに思って、こんなことを話して身を寄せているのだろう」など撮影時にキュンとした瞬間を写真で表現するため、トリミングにもこだわります。
ダンサーの手が写ってしまって邪魔だ、前の人の頭が写真に写り込んでしまった、なんて時は「ぼかす」「(Photoshop)補修ブラシツール」「光で飛ばす」「トリミングを工夫する」などありとあらゆる手段を使って理想的な一枚にします。
レタッチ
必要であれば、ゴリゴリにミッキーやミニーの顔に手を加えます。
私は、広告のような「オフィシャル感」を思わせる写真を目指して、撮影後は必ずPCに取り込み、Photoshopで一枚一枚レタッチと色調補正などその他、加工を行います。
目にはブラシツールで光を入れます。目の入れ方について、Disney FANやオフィシャルグッズなどを参照に勉強中です。
ミッキー(ミニー)とドナルド(デイジー)でも目の光の入れ方は異なります。
目の他にミッキーであれば口の下にミニーであれば唇に一本白い線を入れます。
彩度や明度、色調補正についてはイベントごとのCMや広告を参考にします。
例えば、ディズニーシーの15周年「クリスタル・ウィッシュ・ジャーニー」であれば、露出が高く、コントラストは弱めのほんわりとした温かい印象の写真を目指して調整します。
最後に
あとは、ディズニー愛さえあれば完璧です。
撮りヲタさんたちは本当に写真が上手なのでInstagramなどをのぞいてみると勉強になります。
あまり難しいことは考えず、思うがままに本能に任せて撮影するのが一番重要だったりするかもって最近思っています。
余裕があれば後ほど写真追加してよりわかりやすくします。
ご視聴ありがとうございました。