字をキレイに書くコツ「草冠(くさかんむり)」
おはようございます。伊藤恵です。
いつもありがとうございます。
書道家として8月から活動できるように準備中です!
ただ今「季節の書道」という、季節にちなんだ題材をお手本にした通信・通学の習字教室を準備しています。
まずは今年度いっぱい、花の名前などをお手本にとりあげていく予定ですが、植物に多いのが「草冠(くさかんむり)」がある字ですね。
簡単そうな「草冠」にも、意外とクセが出てしまうところがあるので、キレイに書くコツをとりあげてみます。
まずは「草」という字で見てみましょう。
左より右のほうが整って見えますよね?
これも含めて、草冠に見られるクセの傾向を見ていきます。
草・花・菜・華・藤 を書いてみました。
①縦線の間隔が狭い
②縦線の高さが揃っていない
③縦線を横線で割った時、下の方が長い
④中心がズレている
⑤横線が右上がり過ぎる
③は、縦線の下の方が長いと、草冠の下に書くスペースが少なくなってしまいます。
④は縦線が左に寄っているので、中心がズレて見えますね。字を書く時は中心を通すことが大事なので、特に気をつけたいところです。
⑤は右上がりが強い印象です。草冠の場合、横線は右上がりを強くしない方がバランス良く見えます。
では草冠をキレイに書くには、どんなことに気をつけると良いか見ていきましょう。
①横線はまっすぐ
②縦線の書き始め、書き終わりの高さを揃える
③縦線は間隔をあけて、内側に向ける
④横線から下に出る部分は短く
このようになります。
(書き込みが多く見づらくてスミマセン💦)
コツをふまえて草冠を書くと、こういう字が書けます ↓
比べてみていかがでしょうか?
草冠がある字もたくさんありますから、ぜひコツを意識して書いてみてくださいね(*^^*)
最後までお読みいただきありがとうございます。
それではまた(^^)/~~~