本日最後の合わせ
2020.09.08 14:56
仕上がりました㊗️
音楽を愛でることができる最高の時間をピアニストの吉田彩さん(実は娘のピアノの先生なのです!そんな繋がりから今回パートナーとしてお願いしました☺️)と過ごすことができました。
スティーブンソン(宝島とかジキルとハイドなどで有名)の詩によるヴォーン・ウイリアムズの旅の歌は、シューベルトの冬の旅のように負の連鎖のような感情ではなく、繊細な若者が体力的にも精神的に疲弊している中にも前向きになったり、儚い切ない思いを星を見ながら吐露したり、プライドを持って生きている様を描きます。
ですが、冬の旅意識してますね、と思わせる感じ。最初の曲も重い足取りを無理やり前に進むあたりがおやすみに似てるし、最後も辻音楽師みたいだし。
一方フィンズィの花束を捧げようは全てシェイクスピアの戯曲から引用している詩による5つの作品ですが、まあその音楽が素敵なこと。
シンプルなのに斬新といいますか、そう来たかと思わせる旋律にお洒落な伴奏。
二曲目のWho is Silvia?はシューベルトの歌曲シルヴィアに寄せてが有名ですがまた違う音に乗って詩が羽ばたいてます。
とまあ久しぶりに歌曲と向き合い、深ーく音楽と見つめ合ってます。リア充ですね。
最後にオペラアリアを2曲歌います。
モーツァルトのコジファントゥッテから曲が大きすぎて余り歌われないアリアRivolgete a lui Li sguardoとワーグナーのタンホイザーから夕星の歌です。
どちらも得意の二曲なので堪能して頂ければと思いまーす😁
最後になかなか言い難いのですが、
ぜひいらして下さいませ!!
ませ!!
ませ!
よろしくお願いします。
高田智士