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「宇田川源流」【土曜日のエロ】 性行為のやり方まで指導するカナダの公衆衛生局長

2020.09.11 22:00

「宇田川源流」【土曜日のエロ】 性行為のやり方まで指導するカナダの公衆衛生局長


 土曜日のエロの日になった。まあ、今週も何のニュースもないと思ったら、なかなかどうして面白い一週間であった。

 テレビのニュースなどでは、重要な順番にニュースを報道する。つまりトップニュースというのは、それだけ重要でありなおかつ時間を取ってしっかりと解説をするというようなことになる。番組と番組の間の5分間くらいのニユースの場合、その時間のタイムリーな情報が最も重要になってくるが、1時間枠のニュースとなると、その日一日のニュースの中で最も重要な枠を持ってくることになる。

そのように考えると、先週の土日は、「台風」であった。これはもちろん国民に直接的な被害を持つことになるから、当然に最も重要であるし、マスコミが追いかけなければならないことが少なくないので、当然に他のニュースよりも重要である。

台風が過ぎ去った後は、自民党の総裁選であった。まあ、要するに「コロナウイルス禍」よりも「自民党総裁選の方が重要」であり、その後「立憲民主党党首選」がなんとなく仕方なく続くという感じが面白い。要するに、あれだけ「安倍はだめだ」「自民党は良くない」となりながらも、党首選・総裁選が行われるとなれば、当然に自民党之総裁選が圧倒的な割合になり、立憲民主党がどのようになっているのか全く分からない、マスコミ自身が「密室選挙」を作り出しているということになるのである。

そして、極めつけは水曜日の夕方くらいから「伊勢谷友介の大麻取締法違反事件」である。まあ、芸能人の大麻事件というのは、、その芸能人が有名でなおかつ番組などがあればなおさらのことであるが、しかし、そのことが自民党総裁選よりも、また、コロナウイルスよりも重要性を持つという、マスコミの順位のつけ方があまりにもおかしな話ではないかと思う。

大麻事件に関しては、まあ何か国民に直接訴えなければならないような重要性があるわけでもなければ、国の政治を左右するわけでもない。しかし、「トップニュース」になるのだからなかなか困ったものだ。

では、本来国民に直接関係があるニュースとはどのようなものであろうか。


コロナ禍の性行為、マスク着用・キスなしで カナダ公衆衛生局長

【AFP=時事】カナダ公衆衛生局のテレサ・タム(Theresa Tam)局長は2日、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大を防ぐため、性行為の際にはマスクを着用するよう呼びかけた。

 タム氏は、「COVID-19の時代において、性行為は困難なものとなり得る。特に性的パートナーと同居していない場合や、性的パートナーのCOVID-19への感染リスクが高い場合には」「COVID-19の時代における最もリスクの低い性行為は、マスターベーションだ」と述べた。

 さらに、感染リスクのあるパートナー、または同居していないパートナーと性行為をする場合は、「キスなしで、対面での接触または接近を避け、鼻と口を覆うマスクの使用を検討」するべきだと主張。さらに、「より安全な判断が下せるように」、アルコールや薬物などの摂取を制限するべきだと訴えた。

 タム氏は、精液や膣(ちつ)分泌液によって新型ウイルスに感染する可能性は「非常に低い」と指摘しながらも、それでもコンドームを使用するよう呼びかけている。

【翻訳編集】AFPBB News

2020年9月3日 15時3分 AFPBB News

https://news.livedoor.com/article/detail/18837586/


 さて、本日はあくまでも「土曜日のエロ」である。昔やっていた「マスコミ批判に関する一考」ではない。そこで「エロ」的に「マスコミの報道」に関してものを言うならば「このような報道が最も国民にとって重要である」ということを見せなければならないのではないか。

コロナウイルス禍は、新型の内容であるとはいえあくまでもコロナウイルスであるということから、基本的には「ウイルスが体内に入ることによって発症する」ということになる。つまり、「飛沫」または「空気中に批判している場合はエアゾル感染」であり、食べ物と一緒に体内に入る食中毒型ではないということになる。つまり、水を衛生的にしたり、食べ物をよく消毒して加熱するなどによって対処できるものではないということになる。そのために「三密」ということが言われ、人と人の接触をなるべく少なくするということを試みるようになった。働き方も学校なども、テレワークで行い、イベントなども規制しているというのはまさにそのような状況ではないのか。

さて、そのような時に、私などが大いに誤解した「濃厚接触」ということがある。まあ、三密状態で長時間いるということが濃厚接触の定義らしいのだが、私たちエロいことを考える人物は当然のように「エロ」を考えてしまう。

その「濃厚接触者」に注目したのがカナダ政府である。

感染拡大を防ぐため、性行為の際にはマスクを着用<上記より抜粋>ということだそうでこれはなかなか面白い。要するに下はすべて裸で、お互いにマスクだけしているというセックスが行われるということになるのである。

感染リスクのあるパートナー、または同居していないパートナーと性行為をする場合は、「キスなしで、対面での接触または接近を避け、鼻と口を覆うマスクの使用を検討」するべきだと主張。<上記より抜粋>

まあ、おっしゃることはその通りなのであるが、そもそも「性行為を行う相手」というのは、「遊び」である場合であっても、ある程度の疑似恋愛が必要であり、その場合は、何か濃厚な接触を必要とする。モロな言い方をすれば、そもそも性行為とは「体液の相互交換」(まあ、男性の方が一方的に多く体液を出すのであるが)であり、その性的な興奮も「体温」「声」「表情」など様々な機能によって行われるはずである。

しかし、その中で「体液」のうち「口からの体液の侵入」を阻止し、それ以外で行為を行うということ、また、声をあまり出さず、なおかつ、表情を半分マスクで隠して性行為を行うというのは、それが求められている物であるのかは疑問である。まさに「人肌のぬくもり」を失う性行為ということになると、「COVID-19の時代における最もリスクの低い性行為は、マスターベーションだ」<上記より抜粋>ということになる。

まあ、はっきり言って「政府にそのようなことを言われる必要はない」と思うし、逆にそのようなことを気にしながら性行為をするというのもなかなかおかしな話であろう。またそれに違反したからといってどうなるというような話ではない。そもそも性行為を行っているところに、政府官憲が見に来るということもないはずなのである。そのうえでこのような呼びかけをしなければならない「世相状況」があるということが日本とカナダの違いなのかもしれない。