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[トータルヘルスケア] 治療院ふぅ

\秋の養生法〜東洋医学からみた秋〜/

2020.09.11 01:30

みなさん、こんにちは☺︎!

9月に入り昼間はセミの声、夜は秋の夜によく鳴く虫

(何かは特定できませんが…笑)の声が聞こえる小倉家です。


まだまだ残暑ではあるものの

朝晩の気温が下がっているのを感じます。

過ごしやすくなって嬉しい反面

体調を崩しやすい時期でもありますね。

今日は\秋の養生法〜東洋医学から見た秋〜/をお話ししたいと思います。

東洋医学で「秋」は「肺」の気が影響を受けやすいと考えます。

※ここでいう「肺」は肺の臓器だけでなく

気管、鼻、皮膚、皮毛を合わせた概念のことを言います。

秋の気候の特徴として朝晩と日中の寒暖差が挙げられます。

それにより鼻水、鼻詰まり、空咳などのいわゆる風邪症状や

皮膚の乾燥、掻痒感などが生じやすいというわけです。

しかし!秋に肺の気が影響を受けるのは

身体的症状以外に精神的にも影響を受けやすいのです。

その理由は

「肺」は悲しみ、憂いの感情を司っていると考えられているからです。

気分の落ち込み、なんとなく寂しい、ため息が出るなどの症状が

生じやすいということになります。

さらに「秋」は「燥」の季節でもあると考えます。

実際に、乾いた空気を吸い込むと肺を傷め、咳や痰が出やすくなります。

喉が乾燥すると風邪もひきやすくなりますしね。

コロナウイルスの終息の兆しも見えない日々が続いていますが

風邪にも注意しましょう。

秋独特の寂しい気持ちは

自然の原理に基づいた感情だったという事ですねっ!

では次回、養生法についてお話ししたいと思います!


トータルヘルスケア 治療院ふぅ  小倉和代