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「十三人の刺客」(2010)

2011.06.30 05:28

1963年の映画『十三人の刺客』を三池崇史の監督によりリメイクした作品。ストーリー:時は江戸時代後期の弘化元年(1844年)。将軍の異母弟にあたる明石藩主松平斉韶は暴虐・無法の振舞い多く、明石藩江戸家老間宮図書は老中土井大炊頭屋敷前にて主君の非を訴え、切腹、憤死した。幕閣では大炊頭を中心に善後策を検討したが、将軍の意により、斉韶にはお咎めなし、となった。斉韶の老中就任が来春に内定していることを知る大炊頭は、やむなく暗黙のうちに斉韶を討ち取ることを決意し、御目付役の島田新左衛門を呼び出した。新左衛門は大炊頭の意を受け、自身を含めて13人で、参勤交代帰国途上の中山道落合宿にて斉韶を討つことにした。(抜粋-ウェキ)主演に役所広司、松平斉韶役に稲垣吾朗をすえ、松方弘樹などのベテラン俳優陣で脇を固めた手堅い日本映画です。「人を斬ったコトがない侍どうしの闘い」をリアルに表現した作品です。暴君・松平斉韶を演じる稲垣吾朗の狂気っぷりも見ごたえあれば、山田孝之や伊勢谷友介などの若手俳優陣のがんばりも光ってましたねぇ~。上映時間141分とかなり長めですが、テンポよく話が進んで行くので飽きる事もなく、ラスト、300人 VS 13人の決闘シーンは久しぶりに日本映画の力を見せてもらった気がします。ネットでの評価を見ても、かなりの高評価を得ている作品です。のび太的には・・・これでも目いっぱい話を詰め込んだんでしょうが魅力的な登場人物が多いのに比べ、それぞれの話が軽~く流されてしまうのが残念な感じ。まぁ、誰を主人公にしても映画が出来ちゃうような話ですからそれは無理な相談ですかね?役所広司が主役かと思ってたら・・・最後は山田孝之&伊勢谷友介が主人公だったの?なんかスカっとするようで、しまりのない終わり方をしたように感じました。って、こんな風に書いてますがオモシロかったです(笑)日本では今年の5月よりレンタル開始しています。

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