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2020/9/9【英国Baby&Kids生活 Tips #37】おすすめお出かけスポット17_ Hever Castle

2020.09.09 22:00


 先週末の日曜は、Hever Castle @Kent へ。

自宅から車で1時間強、ウィンストン・チャーチル邸宅、Chartwell(チャートウェル)のすぐ近く。


 今から約500年前、チューダー朝は英国史上もっともスキャンダラスな王、ヘンリー8世の2番目の妻でエリザベス1世の母、アン・ブーリンが生まれ育ったお城である。


 アン・ブーリンと言えば、

ヘンリー8世が彼女との結婚のため、前妻キャサリンと離婚すべく、(カトリックは当時、離婚を認めていなかったため)ローマ教会を敵に回し、英国国教会設立のきっかけとなった女性。  


 最後には、ロンドン塔にて姦通罪で処刑される、という彼を取り巻く6人の王妃達の中でも、

悲劇の1人。


 またヘンリー8世は、彼女との結婚前には、彼女の実姉のメアリー・ブーリン(アンと同じくHever Castleで育つ)を愛妾にしていた。


▼愛妾と妃、アン・ブーリン姉妹とHever Castleの物語は↓


 因みにヘンリー8世とその6人の悲劇の王妃達については、こんな歌もあるほど。


Divorced, beheaded and died. Divorced, beheaded, survived.

(王妃の1人目は離婚、2人目は処刑、3人目は病気で亡くなり、4人目は離婚、5人目も処刑で、最後の王妃だけ生き残った。)


 王の愛妾と妃、そんなアン・ブーリン姉妹

の多く逸話に彩られたこのお城、

 城自体は勿論、water maze(迷路)やイタリア式庭園、ローズガーデン、ボートに乗れる湖や、ちびっ子大好きなplayground など1日遊べるスポットが沢山。

 景色もよく、ピクニックエリアも至る所にあるので、ランチ持参でも楽しめる。

(10/24-11/1まではハロウィン🎃イベントもやるそう。)


 英国の歴史の足音を感じながら、

しっかり子連れでも1日遊べるCastle & Gardensだ。



▼近くにはゴルフ場や、ホテルも。


▼湖を見渡せるLake Walk 。


▼彩り豊かなバラが美しい、Rose Garden。


▼イタリア式庭園。

→広くて、イタリアに来たかのような感覚に。


▼Gardensからお城へと続く道。


▼アン・ブーリン姉妹が暮らしたHever Castle

→現在コロナで入場制限しているため、入場まで40分ほど並んだ。 待ち時間には、城内の音声ガイド機をレンタルでき、聴いていたらあっという間。


▼チューダー朝の建物の趣がそのままに。


▼ヘンリー8世と2番目の妻アン・ブーリンの肖像画。


▼(右から時計回りに)The Drawing room, The bedchamber, The Dining hall, The library


▼お城の中で1番大きく部屋豪華な部屋である、ヘンリ8世の寝室。(King Henry.VIII’s bedchamber )

→壁やベット柱は、チューダー朝独特の木彫り。


▼ランチには、カフェでサンドイッチを。

→キッズ向けのミニサンド(下)もあり。


▼ガーデニンググッズやお土産が揃う、ショップ。


▼ちびっ子大好き、playground。

→現在は、コロナでセッション制になっており、各セッション毎に入場可能人数が決まっている。人数に達していると、次のセッション時間まで待たなければ行けない。


▼中央には、巨大な滑り台も。


▼こちらも、ちびっ子大好きなWater Maze(迷路)。

→playgroundと同様のセッション制。こちらは、制限人数に達していなかったので、セッション途中からでも入場できた。


▼ボートも漕げる、美しい湖。

→湖に浮かぶJAPANESE TEA HOUSEも。



Hever Castle

・Hever, Edenbridge, Kent TN8 7NG

・01732 865224

・Opening time 

(以下は10/24まで。シーズンによって異なる)The Castle opens at 11:00, Last Entry 17:00 and Last Exit 17:45.

※現在入場のためには、オンライン事前予約必。





★ 【英国Baby&Kids生活 Tips #1〜】

Web サイトのBaby-Kids欄から。

→ベビーマッサージレッスンでお受けする質問(おすすめお出かけスポットや離乳食、液体ミルクの裏技!など)や、イギリスでのベビー&キッズとの生活におけるお役立ち情報を日々更新中。