Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

料理写真家の出張撮影 | 岡本 光城

飲食店の本当のライバルは、飲食店ではない!?

2016.07.13 06:38

駅前や駅ビルといった一等地に構える店舗は一般的には繁盛しているイメージですが。


このような一等地での経営は月々の家賃もバカにならない。というよりバカ高い。

月何百万の固定費は、来客がなかった時を考えると悲惨です。

かといって、家賃が安すぎる土地に決めたらいいのかというのも間違った選択になりかねません。それまでにいろんな業種のビジネスが入り、手放しているから、現在テナント募集中なんですから。


駅前だろうと、路地裏だろうと、ロードサイドであろうと、隠れ家であろうと、その店舗のスタイルが利用してくださるお客様の利用動機にマッチしていなければ、売り上げには結びつきにくい事は言うまでもありません。


どんな客層がその駅、その土地に訪れて帰っていくのか。

どんな客層がその駅、その土地から出かけて帰ってくるのか。

その人たちは食に何を求めているのか。しっかり把握していなければなりません。


しばしば勘違いされることですが、飲食店のライバルは、飲食店だけではありません。

何がライバルになるか、少し考えてみてから読み進めてみてください。



お客さんはまず何を求めているでしょうか?


そうですね。まず空腹を満たしたいでしょう。必ず誰もがお腹が空きますし、決してナシにして済ますことが出来ないことですから。

このお客様の第一欲求。お腹を満たす術は割りと沢山あります。

それは家で奥さんが作ってきたお弁当かもしれませんし、コンビニのおにぎりやパンであったり、スーパーの惣菜や自炊用の食材でもあり、出前かもしれません。

無数にある選択肢から、自分のお店を選んでいただいてる。ということになります。


お昼ごはん時、お腹を満たす術がこれだけある中に、加えて第二欲求が入ってきます。

それは「美味しさ」かもしれませんし、「速さ」かもしれませんし、「安さ」かもしれません。


ビジネス街の近くにあるのならば、速さが最優先。大学の近くで学生が寄ってくれるようならば、安さが最優先かもしれません。観光客やショッピングモールのような時間のあるカップルや家族、友人同士で出かけているお客さんで賑わっているのなら、美味しさや、居心地の良さが最優先になるかもしれません。


利便性の求められる時代、正直言ってお昼ご飯の飲食店の最大のライバルは、コンビニです。飲食店ではありません。


手っ取り早くてそこそこ安い。好きな場所で食べれて、ついでにお菓子やタバコなど、その後必要なものをものの数分で揃えることができるからです。お昼休みは忙しいですもんね。




さて、ここ5年間のデータですが、個人の飲食店は1年未満で閉店する割合が34.5%、2年以内で閉店する割合は15.2%。合計すると49.7%となり、約半数の飲食店が2年以内に閉店しています。


将来は自分の経営するバーや居酒屋、飲食店を持ってみたい。地域の人に愛させるお店にするんだと、長い間勉強や資金調達など準備をし、いざ新しい人生の幕開けだ!思ったらこんなのって、ちょっとひど過ぎますよね。


でも諦めないでください。飲食店がコンビニに絶対に負けない武器があります。

それは、レジャー性です。


食は生活にかかせないもの。僕も家族でご飯を食べに行った思い出。よく覚えてます。


日常の中のちょっとした楽しみ。喜びを気軽に味わえるのが外食です。飲食店で働く社員さん。アルバイトさん。個人経営の皆さん。そういった皆さんのおかげで、豊かな日常が確保されています。


会社の飲み会。久々に会う友達と食事。彼女とデート。どんな時も飲食店が必要です。

でもちょっと待ってください。


それだからこそ、お店選びで失敗できないって経験、過去に何度かありませんか?

僕はしょっちゅうあるんですが、勘に頼って選ぶ時がよくあります。

でも皆がみんな、そんな具合に選ぶはずありませんね。何で選びますか(リサーチをかけますか)?


意外なアンケート結果をみつけました。

飲食店の集客方法・アイデアを独自調査。SNSの活用とイベント企画で悩み解決!

http://www.inshokuten.com/foodist/article/1774/


そう、食べログ、ぐるなびなどで探す人がこんなにいるんです。時代は変わりましたね。

確かに、知らない土地に行ったときや、新しくお気に入りのお店を探すとき、これらを使うことはその成功率を高めてくれるかもしれませんね。


でも最終的に何が大事かって、来てくれたお客さんがどれだけ満足するか。

それがないと食べログの評価も下がるし、リピーターだって、いつまで経ってもつきません。


よりその土地の人が求めるお店を、求める立地に立てて運営したもの勝ちです。

時間帯によって客層は変わりますし、外部の環境によっても来客率は上下します。


〇何を(業種)

〇何のために(お客の利用動機)

〇だれに(主要客層)

〇いつ(営業時間)

〇どこで(出店立地)

〇どのように(売り方のスタイル)

〇いくらで(価格戦略)


これらを意識し、自分にもその地域にも最高のお店を運営していけば、必ず繁盛することでしょう。





料理写真家の出張撮影では、1商品撮影(3カット納品)を¥4,000以下で承ります。

コース料理の集合写真も1商品扱いです。


食べログ、ぐるなび、自店のホームページにアップする料理写真を何枚か増やしたい。

メニューに新しく料理写真を加えたい。スタッフの人物撮影や、内観・外観を「写真のチカラ」でお客様にもっと伝えたい。


これらはどれもお客様のため。そのお店のお店らしさを引き出すためになります。

あなたのお店の【イメージUP!】【売上UP!】のお手伝いを、是非させてください。


皆様からのご連絡・ご依頼をお待ちしております。



岡本 光城