速い音符も怖くない
2020.09.12 02:45
こんにちは!たまプラーザ・あざみ野、美しが丘西の麻代ピアノ教室です🎹
今日は、速い音符について取り上げようと思います。速い音符が続くと「指が転んでしまう」とか「粒が揃わない」という問題に直面しますね。そんな時でも焦ってしまわないように、速い音符を弾くポイントをご紹介します。
①速い音符は口に出して言ってみよう!
まずは、曲を例に出してみます。こちらの曲、ドビュッシー『版画』より第3曲「雨の庭」。この曲は出だしから16分音符の4連符の連続。しかも結構なテンポ!この時点で怖気付いてしまいそうですが、大丈夫!まずはこの4連符を「タカタカタカタカ」と口に出して言ってみましょう。この曲はタカタカで言いますが、言い方は曲に合わせて、好きな言い方で大丈夫です。あくまで音楽的に、リズム読みのようにならないようにしましょう。そして、その時には自分の理想のテンポで言ってみてください。メトロノームで確認するのもいいですよ!
さて、どうですか?早口言葉みたいだけど、「あれ?言える」とお気づきになったと思います。そうなんです、速いんだけど言えるくらい、思ったより速くない!そこに気づいただけでもグッとハードルが下がりませんか?
②口で言ったように、実際に弾いてみよう!
先程の16分音符を「タカタカ」と口に出して、動きと速さを体感したら、いよいよ弾いていきますよ!口で言ったように「タカタカタカタカ」と音の粒を聞きながら弾いてみてください。
「聞きながら」と書きましたが、なんとなく聞くのではなくて、自分から聞きにいくつもりで、耳をよく使ってくださいね。
どうですか?聞きながら弾くと、指も付いてきてくれる気がしませんか?
まだテンポで弾けない時は、ゆっくりのテンポから、同じように試してください。徐々にテンポUPすればokです。