【近代リフレクソロジーの確立】
2016.07.13 12:05
こんにちは。
アン・リカン 斉藤理佳です。
その後、アメリカのイングハム女史から直セル指導を受けて、さらに理論を発展させたのは、ドイツの看護師ハンネ・マルカート女史です。
マルカート女史は、人体をさらに3つの区分に分けることで、足にある反射ゾーンの位置を、より的確に簡単に探せると考えました。
下図のように、人体を横切る3本のラインと、足の横切る3本のラインを対応させ、足とからだの相関関係を明確にしました。
彼女は、この考え方をもとに研究や臨床を重ねました。
そのおかげで、リフレクソロジーが今日のように広く普及し、代替医療として確立されるまでになったのです。
ハンネ・マルカート女史の著書「Reflex Zone Therapy of the Feet」(足の反射療法)1974年は、欧米諸国でベストセラーとなり、現在も近代リフレクソロジーのバイブルになっています。
このように、リフレクソロジーは「学問」として確立されてからまだ歴史が浅いのですが、現在もさまざまな研究が進められており、今後も発展を続けていくでしょう。
出典:リフレクソロジー
あなたの幸せを願って
アン・リカン
斉藤 理佳
『フジタマキのリフレクソロジーパーフェクトガイド』 2004年12月20日 初版第1刷発行
藤田真規 著 株式会社BABジャパン