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歯周病菌が関係する全身疾患②動脈硬化

2016.07.14 14:05

歯周病は血液を介して「全身」に悪影響を及ぼします。


こんばんは。マネジメント歯科衛生士の辻村香恵です。


今回は、歯周病菌が関係する「動脈硬化」についてお伝えしたいと思います。


歯周病菌は「動脈硬化」を招き

重大な病気に至ることも…


動脈硬化とは、血管の内壁にコレステロールや中性脂肪などが蓄積したものが形成され、血管が硬くなり肥厚した状態をいいます。動脈硬化が進行すると血栓ができやすく、血管が詰ったり、血管が破れるなどの危険が高まり、やがて心筋梗塞や脳梗塞といった重大な疾患を起こすことで知られます。


動脈硬化の主な危険因子として挙げられるのは、加齢のほか、高血圧、脂質異常症、糖尿病、喫煙、肥満、そして歯周病です!

以前は、悪玉コレステロールや中性脂肪の過剰摂取が主因とされましたが、近年では細菌やウイルスの感染も深く関わっていると言われています。

歯周病菌が歯肉の血管から全身へ運ばれ、動脈の血管壁に感染して炎症を起こし、これが動脈硬化の引き金になっているというのです。

実際に、動脈硬化を起こした血管の壁から歯周病菌が見つかったという例はた数あります。


歯周病を単なる歯の病気だけだとあなどってはいけません。

さらに、歯周病によって動脈硬化が進行しますと、そのリスクは心臓へも及びます。


心疾患はがんに次ぐ日本人の死亡原因の第2位ですが、歯周病にかかっている人は、歯周病がない人に比べて、「狭心症」や「心筋梗塞」になるリスクが

2〜3,6倍も高くなるという研究結果が出ています。

また、重度の歯周病疾患患者さまが心筋梗塞を発症した場合、その死亡率は2倍になるとの報告もあります。

「狭心症」や「心筋梗塞」は、心臓に酸素や栄養を供給する冠状動脈の動脈硬化によって起こる病気です。

冠状動脈に歯周病菌などが侵入すると、動脈硬化に関与して血栓ができやすくなります。


すなわち、


歯周病を長期間放置していると、狭心症や心筋梗塞を発症する危険が高まるのです。


その他、心臓内部の弁や心内膜に歯周病菌などが感染することで「細菌性心内膜炎」を引き起こすケースもあります。

これは敗血症などの原因となり命にも関わる病気です。


☆心臓病の予兆(下記のような症状が現れたらすぐに病院に行き、心臓の検査を受けましょう)

・動悸や息切れ、吐き気がする

・のどが詰まる感じがする

・手足がしびれる

・激しく汗をかく



チェックしてみて下さいね。

以上となります。歯周病菌は恐ろしいです。日頃のケアと歯医者でのケアを心から願います。