はじめまして
ヘアライターの岡本ハナです。
普段は、美容院情報やヘアアレンジのことを、せっせと書いています。
そしてこの度は、以前に私自身がモデルでもお世話になった医療用ウィッグ・かつらの「ヘアエピテーゼ」のヘアアレンジ等をご紹介させて頂くことになりました!
正直申し上げると、このパンフレット撮影当時は、医療用ウィッグの知識は皆無。
加齢以外に脱毛することがあることすら知らない私に、がんのことを考える機会を与えてくれたのが、この撮影です。
聞けば、がん治療と闘う女性は35歳前後が多いという。
そう、ちょうど私自身の年齢と同じくらい。
私達の年代と言えば、ライフスタイルは様々。
結婚をしてこどもがいる子もいれば、結婚せずに海外旅行や音楽等の趣味に生きる子、貯金のために仕事をバリバリこなす子。
同級会があると、昔話より現状のライフスタイルで盛り上がっちゃうのがこの年齢。
仕事に恋に家庭に友達、やりたいことは山ほどある!
何かと忙しいのが、このアラサー女子なんだと私は思っています。
そんな欲張り女子の背中をおしてくれるのは、いつだってこれ。
オシャレや可愛いもの。
オシャレをすれば自然と出かけたくなる。
自分に自信があるわけじゃないけど、オシャレをした今の自分を誰かに見てもらいたい。
私は、オシャレをすることは、女性を変える力を持っていると信じています。
がんのこと、まだまだ勉強中の私です。
だけど、同じ女性として「オシャレをして、心が変わる。人生が変わる。」という気持ちを信じて、毎日に笑顔をプラスできるような「ヘアエピテーゼ」を着用したヘアアレンジ等を紹介していきたいと思います。
久しぶりに、「ヘアアピテーゼ」を着用しました。
先ずは、ネットをかぶります。
※抗がん剤治療を始める前(脱毛する前)は、髪の毛がありボリュームがあるので、ネットが必要になります。
脱毛後はネットをしてしまうと締め付けられ痛いので、そのまま着用します。
それから、おでこの部分をおさえながら、後ろに引っ張るように着用します。
初めての方は、慣れるまで誰かに引っ張ってもらうといいかもしれません!
ウィッグには、もみあげ部分があるので、ここもしっかりフィットさせます。
一度着用してみて、フィット感が足りなく浮いているような感じがするようであれば、アジャスターで調整します。
着用後、バランスをみながらカットしていただきました。
ここでは、どんな感じにしたいか美容師さんと相談して決めます。
今回カットをして頂いのは、NPO法人日本ヘアエピテーゼ協会の理事長である木野高宏先生!
さすが、巨匠です。
みるみる変身していきました!
私は元々、ハチの部分(頭頂部)が張っているので、ウィッグをかぶるとどうしてもここにボリュームがでてしまいます。
なので、ハチの部分のボリュームをおとしてもらいつつ、ヘアアレンジを楽しみたいので長さは残してもらうことにしました。
前髪も好きなように分けることができるのですが、なるべくウィッグとの境目を見えなくした方が自然に見えるので、横分けにするのがオススメ!
耳かけスタイルも、全ての髪をかけるのではなくて、少し毛束を残しておくと自然に見えますよ。
いわゆる触覚ヘアですね!
触覚ヘアは、アイドルヘアとも呼ばれているので、若々しくみえるかも。
横分けに飽きてきたら、前髪をつくってみるのもいいかもしれません。
この自然な仕上がりをご覧ください。
高級人毛とプレミアム人工毛のMIXということも、自然に見せてくれる秘訣かも。
実は、頭皮だってあるんです!
でも、なんといっても、フリースタイルだからこそだせるナチュラルさ、自然感ですよね。
カットをして自分に合ったスタイルにできるというのが、「自分らしさ」を維持できる。
心に寄り添ってくれる、そんな存在だと私は思います。
余談ですが、、、 このまま髪が長い状態で、保育園にこども達をお迎えに行きました。
こども達は、何故ママが急に髪がのびたのか不思議そう・・・。
お母さん達からは「似合う!」と、大好評でした!
さあ、次回は、「ヘアエピテーゼ」を着用したヘアアレンジをご紹介します。 お楽しみに!
自己紹介
岡本ハナ 1983年3月25日生まれ(33歳)
読者モデルやサロンモデルを経て、ヘアライターの道へ。ファッションのトレンドやヘアアレンジを日々勉強中。4歳女の子と0歳男の子のママで、「プチプラ、カジュアル、リラックス、楽チン、でもちょっと大人め。」が今の気分。ママ雑誌「Baby-mo(ベビモ)」のママモデルズとして、息子とレギュラー出演中。