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Yoga & Ayurveda room

ヨーガとアーユルヴェーダ:

2020.09.14 02:43

2020年9月から日本アーユルヴェーダスクールの本科基礎クラスを1年間学ぶ事を決めた。

12年前、2008年東洋伝承医学研究所のハタイ・クリニックの2階一室で「サーンキヤ哲学とヨーガ哲学~ヨーガ療法の視点から~」という講義を受けた。友人に誘われて分けも分からず参加した講義だったが、アーユルヴェーダの普及にご尽力された今は亡き幡井先生とあの時お会い出来た私は幸運だったなぁと改めて思う。

当時の私には1時間半の講義は、とても難しくそれはそれは長かった覚えしかない。

インドの大学で学んだという日本人女性の日本語の講義だった。なのに、言っている事が分からなかった(´;ω;`)ウッ…が、それでも私は分かりたいと思った。

自分の身体の中の手で掴めない、眼で見えない部分。私という自分が考える事や感じる事。なぜ人と感じる事や気になる所が違うのか。感じ方には正しい事や間違っている事などないのではないかと思っていたから内側で起こる事にとても興味があった。

今も、まだ分からない事は沢山ある。でも、それを理解することで病気の予防や治療に繋がっていくというなら、なお知りたいと思う様になった。

ヨガの定義には

「Dukka samyogaviyogam yoga sangnitamドゥッカサンヨーガヴィヨーガンヨーガサグニタン:痛みからの解放がヨガである。」

「Samatvan yoga uchyateサマットヴァンヨーガウッチャテイ:心の平穏がヨガである」

と、いうスートラ(バガヴァッドギータ第6章/第2章)があり、

アーユルヴェーダの定義には

「有益な人生と無益な人生、幸福な人生と不幸な人生、人生にとっての有益な事と無益な事、人生の長さ、人生のそのものがとかれるものの事をいう」

と、記されているチャラカ・サンヒター(総論1章)がある。

生命の科学と訳されるアーユルヴェーダ、

身体の痛みを取り除き心を穏やかに過ごす事を定義するヨガ、

目で見えている外側も目で見えていない内側もアーユルヴェーダとヨガを共に学ぶことで、また少し理解し感じて、また一歩進みながら少し深く、自分の為の学びが人の為にもなる様、真摯に学んで行きたい。

そうする事で、私の人生の羅針盤もまた確かなものになるのだろう。楽しみだ。

皇居東御苑:天守台(羅針岩)