第6回 星のしずく*自死遺族の集い開催報告
9月に入っても、連日連夜の猛暑が続いていたさいたま市内でしたが、その暑さがスーッと引いて凌ぎやすくなったと感じた9月の第2日曜日(13日)に、第6回 星のしずく*自死遺族の集いを新会場『さいたま新都心 集会室』で開催しました。
参加者は28名、うち初参加の方は6名でした。
全員で簡単な自己紹介(どなたをいつ頃亡くされたのか、今の心境や近況etc.)をした後、立場別で分けたりの線引きをせずに、5グループにわかれてトークタイムを持ちました。
普段の生活で、心無い人からのデリカシーに欠ける言葉を聞かせられて、人間関係を切ってきたこと。
相手に悪気がなくとも、傷つけられてしまうこと。
だから
友達だけじゃない、身内断捨離。
これほどの悲しい目に遭い、更に追い打ちをかけてくるような人もいる。
周囲の目、知人からの言動、揶揄を含んだ嫌がらせ。
そういう、生きていようが思いやりの欠片も無い、人の道を外れた行為こそが、本当の意味での『自殺』なのではないのか。
私の大切な人はそうじゃない、社会生活の中で様々な葛藤から人として悩んで悩んで考えて考えて、心を痛め、未来を悲観し、思い詰めてしまった人間なのだ、と考えさせられました。
ナイーブで優しい人だった
おもしろい人
頭も性格も良い☆
カッコ良かったよ
口を衝いて出る大切な人の『自慢話』だってあり。
……愛しくて悲しくて、綻んだ顔で涙して、思っても思っても、また思ってしまう。
死んで尚、思い出の中で息づく愛する人たち。
懐かしいあの日あの時の話題は、始まったらもうエンドレス。
2時間半などあっという間に過ぎてしまいます。
最後に全員で一つ輪になり、その場で出来る軽いストレッチをした後、一言感想を述べ合い、閉会となりました。
秋雨前線が近づいて、少し不安定なお天気のなか、参加してくださった皆様、お疲れさまでした。
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次回【第7回】星のしずく*自死遺族の集いは、11月8日(第2日曜日)に浦和コミュニティーセンター第14集会室で開催予定です。
お気持ちが向きましたらご参加ください。
お待ちしています。