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名古屋の美容師亀田トオルのブログ

なぜ“みんなのため”に頑張れないのか?

2017.10.20 00:57


「よし、やろう」

人が動くきっかけはそれぞれ違う。

だから人にお願いする時や、

なにかをして欲しい時、

つまり人材マネジメントをする時、

相手がやろうと思うかどうかは

言葉や言い回しでまるで違う。


どうも、

名古屋の美容師、そして人間の研究家

亀田トオルです(`_´)ゞ


人が行動を起こすきっかけでベースとなるのが、

“快”か“不快”か、言い換えれば

楽しいか楽しくないか

やりたいかやりたくないか

という部分がまずくる。

子供なんかはまさにそれだ。

やりたいことをするし嫌なら泣いて駄々をこねる。


しかしそれだけでは人間社会では通用しない。

集団のなかで生活して少し成長すると、

不快なことをを少し受け入れて、

より大きなものを得ることを覚える。

取り引きをおぼえるのだ。

少し我慢した先にメリットがあるか?

そういった見方をする様になる。


では例えば、

上の様な人に対して何かをして欲しい時、

「お客様が喜ぶから」

「スタッフみんなのために」

というお願いのしかたをしたとしらたらどうか?

おそらく反応はイマイチ薄い。

それは、

お客様の為、スタッフのために何かすることで

自分へのメリットが感じられないから。

少し言い方を変えて

↓これだとどうだろう。

「お客様の満足度が上がればリピート率につながるし自分の単価アップにもつながるよ」

「スタッフ全員が終われないと君も早く帰れないからさっさとやっちゃお」

“あなた”へのメリットを匂わせる。

おそらくこちらの方が取り引きが成立する。


そして仕事や人生経験を通して

更に成長することで初めて人の喜びを

自分の喜びとすることができる。

「困っている人がいたらとりあえず助けよう」

「この人を喜ばせよう」

どれだけの人に 

見返りを求めず親切にできるか?

は精神的に成長しているかどうかの

バロメータとなる。 

 

チームにおいて、

精神的な成長度合いは人によって様々だ。

リーダーが「顧客のため」

と本気で言っていたとしても、

全く響かないない人もいる。

だからこそ伝え方を少し工夫して、

相手のレベルに合わせ、

「よし、やろう」

そう思えるきっかけを上手く伝えられると

いいのではないだろうか。


と、いうことを

自分へのメリットを想像しながら考えていた。


では。