常に先人はいる。車輪の再発明をするな。

聞けばすぐ済むようなことを、何でもかんでも自分で解決しようとして悩む人がいる。

本当は悩んでいるのではなくて、感情が邪魔して無駄なことをしているケースもあるのかもしれない。

・　ヒトと違うやり方でやりたい。

・　ヒトに聞いたらできないと思われる。

・　ヒトに聞いてたら上司に実力を見られる。

・　ヒトに聞くなんて自分のプライドにかけてしたくない。

・　ヒトに聞くのが嫌だ何て思っている小さな自分を知られたくない。

人間は考える生き物

であると同時に

人間は感情の生き物である。

だからとっても複雑だ。

感情によってヤル気になり

感情によって努力をし

感情によって遠回りをしながら

感情によって成功をする。

逆に

感情によって無駄な時間を使い

感情によって失敗もする。

車輪の再発明をするな。

はじめてこれを聞いたときから

常に気を付けるようにしている。

社長になる前。

社長という肩書がついてから

本当の意味でのプロの社長になるまで。

どうしても、私にも仕事を邪魔する感情があった。

結果にコミットする責任感以外に、

小さな自分を守ろうとする余計な感情があった。

しかし、車輪の再発明。

いわゆる

「広く受け入れられ確立されている技術や解決法を再び一からわざわざ作ること」

自分でやれば確かに何らかの気付きはある。

だから人に聞かなかった言い訳として学びがあったことをみんな主張する。

しかし、経営者としてやることは学ぶことではなく結果を出すことだ。

利益を出し、利益を再投資しながら配分し会社を成長させる。

職場をより良くし、関係するすべての人を幸せにする。

それ以外が大切な人は社長なんて重責を負わないほうがいいかもしれない。

社長の評価は結果が全てだ。

車輪の再発明をしてる時間なんてない。