V-style 見えてきた欠点
2020.09.15 06:39
先日のブログでV-styleについて書きました。
フォトリアルなパースの美しさは確かです。
しかし、パーススタジオに比べ作業効率が大幅に落ちそうです。
その理由は以下の通り。
V-styleでは3D部品の配置が不可
前回にも書いた通り、これはとても大きいです。
さらに再読み込みも出来ない。
パーススタジオの場合は、パースモニタからデータの再読み込みが出来るので
完全に作り上げたパーススタジオデータの修正も、最小限で済みます。
しかし、V-styleの場合はそれができない。
完璧に作り上げたV-styleデータも、
「玄関ドアこれに変更して」の一言で、
全ての作業は水の泡
最初からやり直しです。
V-styleもテクスチャの設定は必要です。
それがまた初めからというのは・・・戦意喪失。
テクスチャ編集したデータを保存できないのもキツイ。
毎回その都度設定する必要があります。
パーススタジオは保存できたのになぜ・・・
要するに
変更に対応するのがめちゃくちゃ大変
パースは常に一発勝負、変更受け付けません!
最終的にこうなると思います。
でもそうは行かないんですよね。
お施主さんは少し図面が変わっただけで、またパースを求めてきます。
その度に「パースの再作成は1回30,000円です」とはなかなか言えません…
私の場合は、営業&設計&パースまで1人でやるので
いつ・どのくらいのレベルのパースを作るかは、自分自身で決定できます。
しかし、パース制作のみのスタッフはもっと大変でしょうね・・・
「ここ変更して」「植栽追加して」「やっぱり車は消して」
設計や営業からこのような指示が来る度に、頭を抱えることになるはず。
そもそも作業効率を大幅に落としてまで、綺麗なパースを作る必要があるのか
悩みどころですね。
もっと使いやすく改善されることを期待します。