「世界の民芸玩具」尾崎織女
本日は、先日から予約を受付していた「世界の民芸玩具」が店頭に入荷してまいりました。
この本に合わせて当店の洋書の世界の民芸玩具に関する本を幾つか更新しております。
中には先日紹介し、多くの再入荷リクエストを頂いていた「Das Waldkirchner Spielzeugmusterbuch(Die bibliophilen Taschenbucher No.278)」も入っております。(この本は複数冊仕入れることが出来たのですが、もう既に注文が入っておりますので、気になっていた方はどうぞお早めに)
「世界の民芸玩具」は思っていたよりもずっとボリュームのあるしっかりとした本でビックリしました。
最初に世界地図とともに、その各国の民芸玩具が何ページに載っているかが記載されていて目次のようになっているのですが、北米/中南米、オセアニア、アジア、ユーラシア大陸、アフリカ、ヨーロッパ、地中海、と世界のほぼすべての地域の(パッと見て記載がないのはアラビア半島くらいです)民芸玩具が記載されています。
こうした類の本では中南米に比重を置いている本が多い気がするのですが、この本の網羅性はまさに「世界の」民芸玩具ですね。
紹介されている民芸玩具には、著者の尾崎織女さん(日本玩具博物館学芸員)による解説があり、それぞれの民芸玩具の文化的背景をしっかりと知ることが出来ます。また、写真もいいですね。
民芸品〜玩具などに興味のある方には必携の一冊かと思います。自分も私物として購入します!
この本の、限定特装版(京都・和染工芸x軸原ヨウスケ氏のコラボによる、型染め手すき和紙を貼ったぜいたくな組箱と本のセット)は当店ではあと一点のみとなっております。
こちらは既に出版社の方では在庫極小とのことですので、ご希望の方はお早めのご注文をお願いいたします。
オンラインストアのほうでもどうぞご覧ください。
当店に民芸/玩具関連の本はこちらです。