日光・蓬莱山
http://sano-kankokk.jp/guide/1088/ 【蓬莱山】より
日本三蓬莱の一つに数えられ、約1200年前、日光二荒山を開山した勝道上人によって開かれ一大霊場として栄えました。
周辺には遊歩道が整備され、四季折々の自然が美しく、特に秋の紅葉がすばらしいものです。
https://www.rinnoji.or.jp/history/ 【輪王寺の歴史】 より
日光山は天平神護二年に勝道上人により開山
日光山は天平神護二年(766年)に勝道上人(しょうどうしょうにん)により開山されました。以来、平安時代には空海、円仁ら高僧の来山伝説が伝えられ、鎌倉時代には源頼朝公の寄進などが行われ、関東の一大霊場として栄えました。江戸時代になると家康公の東照宮や、三代将軍家光公の大猷院廟が建立され、日光山の大本堂である三仏堂と共にその威容を今に伝えております。
日光の今昔
明治の頃から日光は輪王寺・東照宮・二荒山神社の三カ所が参詣所とされ、それぞれの境内は、いつも賑わっています。しかし、それ以前は「日光山」としてひとつに包括された関東の一大霊場だったのです。
奈良時代の末、勝道上人によって日光山は開かれました。四本龍寺が建てられ、日光(二荒)権現もまつられます。鎌倉時代には将軍家の帰依著しく、鎌倉将軍の護持僧として仕える僧侶が輩出します。この頃には神仏習合が進展し、三山(男体山・女峰山・太郎山)三仏(千手観音・阿弥陀如来・馬頭観音)三社(新宮・滝尾・本宮)を同一視する考えが整い、山岳修行修験道(山伏/やまぶし)が盛んになります。室町時代には、所領十八万石、500におよぶ僧坊が建ちならび、その隆盛を極めます。
江戸時代、天海大僧正(慈眼大師/じげんだいし)が住職となり、山王一実神道(天台宗)の教えで「家康公」を東照大権現として日光山に迎えまつります。「輪王寺(りんのうじ)」の称号が天皇家から勅許され、さらに慈眼大師(天海大僧正)・三代将軍「家光」公が新たにまつられ、「日光門主」と呼ばれる輪王寺宮法親王(皇族出身の僧侶)が住し、宗門を管領することになりました。法親王は14代を数え、幕末に及びました。
明治になり、神仏分離の荒波を越えて現在の「輪王寺(りんのうじ)」があるのです。
https://news.goo.ne.jp/article/jtown/region/jtown-310103.html 【現実の光景とは思えない... 栃木・出流原弁天池の情景が「神秘的」「もののけ姫みたい」と話題に】 より
「栃木にある神秘的な池を見て欲しい」
そんな言葉とともにツイッターに投稿された写真が話題となっている。2020年8月11日、ツイッターユーザーのてらぬーさん(@teranu_photo)が投稿したものだ。
栃木にある神秘的な池を見て欲しい pic.twitter.com/O0DQJDK2Zb
- てらぬー (@teranu_photo) August 11, 2020
ここまで澄み切った水があるだろうかと思うほどの池の様子と、幻想的な景観だ。このツイートには、9万5000件の「いいね」が付けられ、話題となっている(数字は8月14日昼現在)。
ツイッターには、「もののけ姫の場面みたいですね」「絶対シシ神様居てはるわ...」
「すごく神秘的です。 違う世界みたい」
「美しすぎて息ができない......笑、暑さを忘れさせてくれますね」
などといった声が、続々と寄せられている。
Jタウンネット編集部は、投稿者のてらぬーさんに詳しい話を聞いてみた。
「文化財天然記念物なのも納得です」
出流原弁天池 てらぬー(@teranu_photo)さんのツイートより
てらぬーさんがこの写真を撮影したのは、栃木県佐野市にある出流原(いずるはら)弁天池。8月11日の早朝だったという。「自分の他には撮影者がもう一人いるだけで、とても静かでした」と振り返る。
「水の透明度が素晴らしいと思いました。 また、ゴミや落ち葉などほとんど水面に浮かんでいないため、水面やリフレクションなど様々な構図で写真撮影が出来て、良い場所だなと感じました」
出流原弁天池。 てらぬー(@teranu_photo)さんのツイートより
出流原弁天池は、環境省認定の名水で、栃木県指定の天然記念物だ。佐野市観光協会のホームページには、こう紹介されている。
「古生層石灰岩の割れ目から清水が湧きだし、浅く澄んだ水中を鯉が悠々と泳いでいます。とても厚い土の層をフィルターとして濾過された水は、水温は年間を通し約16度をほぼ保ち、豊かな水量を誇っています」
てらぬーさんは、こうもつぶやいている。「やばい綺麗さでした。文化財天然記念物なのも納得です」「神がいてもおかしくないくらい素晴らしい場所でした」
出流原弁天池。 てらぬー(@teranu_photo)さんのツイートより
ツイッターには、地元の栃木県民からもこんな感想が届いている。
「地元なのですが、こんなに素晴らしい景色がある所を知りませんでした」
「いつも通り過ぎてました! 今度ゆっくり行ってみます」
「栃木でこんな場所があるとは 灯台下暗しですね!」
大事なものは、遠くにあるわけではない。すぐ近くにあるのだ、ということを思い出させてくれる。別に栃木県に限ったことではないが、大切なものは地元にあるということかもしれない。
出流原弁天池。 てらぬー(@teranu_photo)さんのツイートより
もちろん、出流原弁天池、よく知っているという人たちからの声も......。
「このすぐ横の切り立った斜面にあるお社からの眺めも中々良いんだよなあ」
「実家の近くです。 たまにふと、この場所の情景を思い出します。最近特に...。 池だけでなく長い階段を登って、山の上まで行って見てください。 ジブリです」
「カワセミもいたし、コイの餌も売ってるし安らぐ場所ですよね、ちょっと登れば清水を飲むこともできます」
「ここ、今年行きましたよー! その上にある神社かな? 階段が急で、途中の湧き水飲んだら見事回復、頂上までのぼれて綺麗な景色見れました!」
出流原弁天池は、佐野市街地から北西約6キロの位置にある。てらぬーさん同様、早朝に行くのがおすすめかもしれない。熱中症対策用の飲料と、湧き水持ち帰り用の空ボトルをお忘れなく。
https://municipia.org/2101/ 【出流原弁天池湧水】 より
自然から湧き出した水には、現代人に不足しがちなミネラルが豊富に含まれています。
名水百選には日本各地の湧水が登録されており、現地に赴いて採水することができるところもあります。ここでは、栃木県の名水出流原弁天池湧水についてご紹介します。
どこで採水されている?
出流原弁天池の湧水は栃木県佐野市出流原町にあり、1956年には池そのものが県の天然記念物に指定されています。佐野市街地から北西に約6キロの位置にあり、アクセス方法は 東北自動車道の佐野藤岡ICより車で約30分もしくは JR両毛線、東武佐野線の佐野駅よりタクシーで25分です。
藤原秀郷によって創建された磯山弁財天のふもとにあり、古生層の石灰岩が溶解してできた洞穴から湧き出ています。とても厚い土の層をフィルターとしてろ過された水は、年間を通じて約16度に保たれ、豊かな水量を誇ります。
観光名所の一つにもなっているこの池ではマスや鯉の養魚が行われており、また近くの旅館や庭園、ボート場でも引水して利用されています。さらに出流川の源にもなっているため、多くの人の生活用水として昔から親しまれてきました。
天然記念物であることから市が直接池の管理をし、観光協会や地元ボランティア団体が清掃活動を行っているため、驚くほどの透明度を維持しているのです。水を持ち帰りたい場合は池の水を引いている最寄りの旅館で汲むことができます。
名水の由来
出流原弁天池湧水 名水の由来
出流原弁天池のすぐ近くには水の神様を祀った涌釜神社があります。昔、この地域を干ばつが襲った時に、ひとりの老人が現れてこの池を作ったという言い伝えがあります。この老人を神として祀っているのが涌釜神社で、地域の守り神として親しまれています。
また、佐野市には出流弁天池が舞台の朝日長者伝説という民話が言い伝えられています。昔、子宝に恵まれなかった朝日長者夫婦が出流原弁天に願をかけて美しい女の子を授かりました。鶴姫と名づけ、何不自由ない暮らしをしていましたが、鶴姫が18歳になった時に山で行方不明になってしまいました。
神は娘をなくした長者夫婦に、姫は弁天池の鯉になっており、龍神として昇天するには莫大な財宝がいると霊示したため、長者夫婦は後山に財宝を埋め、在り処を示す歌を残したと言われています。
この伝説は弁天池にまつわる話として市民から最も親しまれており、深い信仰の対象にもなっています。
ミネラル含有量と味わい
出流原弁天池湧水 ミネラル含有量と味わい
出流原弁天池の水は石灰岩の地層を通過しているため炭酸水素カルシウム多く含まれており、硬度は平均76.5mg〜92.5mg/lとなっています。
水量は毎分約6.0〜8.0立方メートルと豊富で、飲用に適しているだけではなく近隣にはこの湧水を利用した温泉施設もあります。
味はまろやかでとても美味しく、この水で淹れると自宅でも一味違ったコーヒーを味わうことができます。
採水地周辺の観光地
磯山弁財天
出流原弁天池のすぐ隣には磯山弁財天があります。この神社には白蛇様が祀られており、五穀豊穣、家内安全、商売繁盛の神様として知られています。山の中腹にある赤いお堂は大変美しく、本堂は釘が1本も使われていない木組みだけで作られた御堂です。
本堂へ続く階段途中には銭洗い弁天があり、この湧水で小銭を洗うと財に恵まれるという言い伝えがあります。佐野市外から観光で訪れる人も多く、この地域の名勝として親しまれています。
出流原弁天池湧水を引水したフィッシングパーク、赤目温泉も近くにあり、観光で訪れても家族で楽しむことができます。
また、佐野市では豊富な湧水を使った日本酒やラーメン、豆腐が有名です。夏には酒蔵を開放して日本酒を楽しむイベントが開催され、多くの人で賑わっています。
出流原弁天池湧水の口コミ
とても透明度の高いきれいな湧水池です。
出典:google+
キレイな空気、水のせせらぎに癒やされます。
透明な湧き水の御池はほとりに涌釜神社、近くに磯山弁財天もあり、心安らぐ素敵な場所です◎
出典:google+
のどかな雰囲気の中、透き通った水で心が洗われるようです。
最高の深呼吸の場所◎ 日本の中心のパワースポットです◎
出典:google+
暑さを忘れられるような涼しい避暑地。暑い夏には最適ですね。
https://twitter.com/ENOTAROJIRO/status/671470817729908737
秋になると紅葉と池を泳ぐ鯉のコントラストがとても綺麗です。
https://twitter.com/masahikoo556/status/647743588818771968
池の周りにはベンチもあるので、ゆったりした時間を過ごせます。
https://twitter.com/Lized1059/status/617222699136331776
心身のリフレッシュにもおすすめです。
出流原弁天池湧水の風景
名水ふれあい公園
出流原弁天池他 20130505
出典:FLICKR
実はこれは水道水。源流は、水質保全のために立ち入り禁止になっています。