先ごろ読んだ本に感動!
群 ようこ さんの「パンとスープとネコ日和」を読了し
本の記録のみを残しましたが
余りにも、私の心理に似通って居て
読みながら涙をポロポロこぼしながら読み終わりました。
この作家さんは、猫ちゃんを材題にした本をたくさん書かれていますが
今まで読んだ事がありませんでした。
買う本を決めて本屋さんに向かうのが常ですが
この本を買った時は、特に決めていなくて
もう一冊の候補の本とを同時に手に持ち、散々悩んだ挙句
偶には読んだことのない作家さんの本を読んでみよう・・・と。
この方は、実際に猫を飼って、別れを何度か経験されて居るに違いない
そうでなければ、こんなに喪失感なり突然起こる悲しみを
表現出来る筈が無い・・・と勝手に決めていますが
実に、未だに癒えない悲しみの最中に居る私には共感する事ばかりでした。
自分の気持ちを偽る事無く自然で良いんだ~と、納得したりもして
凄く気持ちが軽くなりもしました。
読んで良かった~と、今思っています。
2009年ころの写真ですが
私のパソコン前の椅子を陣取り、気持ちよく眠っている「ミルクちゃん」です。
パソコンの前を占領された時、そっと横に椅子をずらし
別の椅子を運んできたものですが・・・
その前に写真をパチリ!
気持ち良く寝てたのに!と、不満げに目を覚ましましたが
決して退こうとはしませんでしたね。
何を思い出しても辛いですね~。
この本を読む前の出来事です・・・
夜中に何度も目を覚ます私ですが
その時、何を思ったか・・あれっ?ミルちゃんが居ないわ~
何処に行ったんだろうと、イスの上を確認し
台所の隅で良く眠っていたので、その場所を確認し
玄関を覗いて見たり、一生懸命探す私に、人ごとのように「寝ぼけてる?」と思い辺り
何をしているんだろう・・と茫然としてしまいました。
私アホちゃう?と、自分で突っ込みを入れたりして
悲しくなってしまった事もあったんですが
仕方ありませんね・・・もうミルちゃんもシルちゃんも
元気を取り戻して、両親や兄弟たちと暮らしているに違いない。
そう思う事で、自分に言い訳をしてるんです。
今も苦しい胸の内・・・。