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女子バレーボール『ヴィクトリーナ姫路』と五輪選手『ヴィクトリーナ ドリームス』発足

2016.07.16 05:50

【ビジネス・スポーツ ニュース】 平成二十八年六月七日に東京・表参道にて、『「ヴィクトリーナ」発足記者発表会/姫路ヴィクトリーナ、森永乳業』が開催され、「姫路ヴィクトリーナ」のチェアマン・内田奈々と新しく設立されたバレークラブチーム『ヴィクトリーナ姫路』の監督・元バレー選手の竹下佳江(戊午)、森永乳業(2264.T1)の野口純一 代取が登壇した。


「姫路ヴィクトリーナ」は、バレーボールチームの運営やイベントの企画・運営、アスリートのマネージメントを行う為に今年三月に設立された。『ヴィクトリーナドリームス』は、元全日本女子バレーボールチーム代表・主将の竹内を中心としたオリンピアンで結成したユニット。バレーボールで夢を追いかける女子中学生を応援する為に、メンバーがアイデアや意見を出し合い、新しい企画やイベントを生み出す事を目的に結成した。




<五つの使命>

 第一弾として企画された「森永乳業杯 ツアー オブ バレーボール(十二月四日開催)」は、全国の女子中学生を対象に、オリンピアンがツアー形式でバレー女子を応援する企画。全国二十箇所(仙台・東京・名古屋・大阪・北九州など)にてバレーボール教室を開催し、各会場では森永乳業が乳製品などを提供するブースを設ける。


また、竹下が監督を務めるクラブチーム『ヴィクトリーナ姫路』は「チーム・ファン・スポンサーの心をひとつに」という理念の下、五つの使命を掲げる。


  1. Vプレミアリーグを制覇し、「日本一」になること
  2. 日本国内で最もファンを獲得するスポーツチームになること
  3. 「ヴィクトリーナドリームス」を活用し、クラブの価値を最大限に高め、財政的に自立したクラブ経営を目指すこと
  4. 活動地域にスポーツを通じて人々の交流と活力を生み出すこと
  5. ジュニア育成に取り組み、世界で活躍する選手を輩出すること




女子中学生を育てる

 竹下監督は当初、同社からの依頼に何度も断った。家庭をもつ母として、そしてクラブ運営の難しさを知る竹下監督は一年以上も悩んだ末、就任を決意した。「元々、育成に興味は無かったが、“運営をしていく”という土台作りに興味をもった。また、色々な経験を通じて、育成というものの楽しさにも気付ける様になり、就任を決意した。自分自身が厳しいところから這い上がってきた、というのもあり、女性たちに向けて良いメッセージを送る事も出来ると思う。何時とは言えないが、とにかく早く上に上がりたい。」と熱い気持ちを語った。


内田チェアマンは、「最初は東京オリンピックに向け、女子中学生を中心に活動していき、ゆくゆくは男女、年齢関わらず支援、活動をしていきたい。」と意気込みを明かした。今年十二月に兵庫・姫路で開催される「森永乳業杯 ツアー オブ バレーボール」決勝大会では、SNSによる一般公募で全国四ブロックで選抜チームを結成し、試合を行う。また「第一回 ヴィクトリーナ ドリームス エキシビジョンマッチ」も同日開催される。


「ヴィクトリーナ」発足記者発表会/森永乳業(2264.T1)、㈱姫路ビクトリーナ

記者:原田眞吾×撮影:岡村卓磨

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