こじれた二人の関係性を修復する
今日はこじれた二人の関係性を修復する、ということについて。
最後にそれに役立つお知らせもあります。
二人の関係がすでにけっこうこじれてしまっている場合、
そこからの修復作業はなかなかしんどい道のりです。
でも修復への道を開こうと思ったら、決定的に重要な作業があります。
それは、お互いの感じてきた痛みを、
真実から明かし合い、受け止め合うという作業。
そして場合によっては、こころから謝るという作業です。
これはすんなり行くことは稀で、多くの場合、
「いや、そんなこと言ったら私だってあのときこうだったんだ」
みたいな応酬に発展しやすい。
お互いの言い分はあるものです。
我が家のように仲も良くて対話慣れしている夫婦でさえも、
少し難しいときにはセラピストに入ってもらっています。
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コツがいくつかあって、
・一つには、一人一人完了するということ。
一人が話をはじめたら、まず最後まで聞く。
・それともう一つは、なんて言ったらいいんだろ、
客観的な出来事と、その結果感じた自分の感情だけを語ること。
ハートで感じた真実の感情を。
うまく言えているか微妙ですが、
自分がした選択を相手のせいにしない。
唯一必然的な結果みたいな言い方をしない。
「あのとき◯◯とあなたが言ったのを聞いて、
私はとても寂しい気持ちになった」
というのはただ出来事と感情を話しています。
「あのとき◯◯とあなたが言ったから、
私はこの関係を諦めるしかなかった。」
というときは、関係を諦めるのは、
自分で選択できることだけれども、
あたかもその原因が相手にあるかの言い方になってる。
これは真実ではありません。
でも僕らは後者のような言い方をしてしまいがちです。
これは関係性にさらに葛藤を持ち込むリスクを
孕んだ言い方ですのでご注意ください。
・それと、感情と解釈を可能な限りわける。
相手の内面を決め付けない。
たとえば誤解されたとか、見放されたとか、
無視されたとか、裏切られたといったことばは、
相手の内面の想像(決め付け)を含んだ感情体験です。
「あのときあなたはもうたくさんだ!と言って、私のことを見放したでしょ」
みたいにいうとき、これは相手の内面を決め付けちゃっている。
「あのときあなたはもうたくさんだ!と言っていた。
それを聞いた私は、もう話し合う気がないという意味だと受け取って、
とても悲しくなった。」
だったら、自分の解釈、自分の受け取り方がどうだったかをきちんと分けてる。
この違い。
・相手が相手の内面について訂正しようとしたら、
しっかり聞き届ける。
「そうか、あのとき僕はもうたくさんだ!と言ったっけ。
よく覚えていないけれど、もしそうだったとしても、
もう話し合う気がないという意味ではなかった。
たぶん、感情的に物を言われるのが辛くていった言葉だと思う。」
みたいなことを言うかもしれないし、そうならそれをしっかり聞く。
疑問があれば、確認のための質問をしてもいいと思います。
***
そんなこんなで、大きな痛みを感じた出来事について、
お互い分かち合っていくわけです。
その流れの中で、もし自然に謝りたい気持ちになったら、
ぜひ謝ってください。
この作業は困難を極めますが、もしできたならば、
劇的に状況が変わります。
もしあなたの側から関係性の修復に取り組もうと思ったら、
あるいは今シングルで、
次の関係に一歩踏み出すのをこうした傷ついた気持ちが止めている感じがあったら、
自分の中のこの痛みの体験を、
上に書いたコツにそって言葉にしてみるところからはじめるのはお勧めです。
このあたりも含めた取り組みをするワークショップが
「わたしの中の真の愛への願いを救い出す」というものです。
あなたの中の、真の愛への願いが小さな声を上げていたら、
ぜひいらしてください。
10/11&18 日曜連続2回のオンラインワークショップ
「わたしの中の、真の愛への願いを救い出す」
http://em-tr770.com/L20710/b352/12471
9月今後の予定など
■平日夜3回連続講座
GFL基礎編
10/7. 10/14. 10/21
http://em-tr770.com/L20710/b352/22471
■好かれる勇気半年講座
オンライン説明会
http://em-tr770.com/L20710/b352/32471
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