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一般社団法人ゆめのチカラ

ドリームマップファシリテータークレドNo,4

2020.09.18 23:30

こんにちは、ドリームマップファシリテーターのぺこりんです。

今日も引き続き、代表の三輪より、クレド2つ目についてお話ししてもらいます。

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今回のテーマは、

ドリームマップファシリテータークレド②

「待つ・聴く・受け止める」part2

 

「夢が湧き出る場を作る」ドリームマップファシリテーター。

私たちが大事にしたい在り方をまとめたクレドの2つ目。 

 

“私たちは参加者と接する時、待つ・聴く・受け止める3つの姿勢を守ります”

今日は「聴く」についてです。

 

この「聴く」ということの大切さや効果、手法などは様々なところで見聞きされることも多いのではないでしょうか。

また「話すより聴く方が大切・難しい」といったこともよく耳にすることで、実際に「確かに・・・」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

 

私たちドリームマップファシリテーターも「聴く」を大事にしています。

 

参加者の多くが、日常的に自分の夢について考えたり、アウトプットしたりする経験がない状態でワークショップ(授業)に参加しています。

やったことないことは、最初は戸惑いや不安がつきものです。だからこそ、様々な問いを用い、その答えを「待つ」ことできっかけをつくっていくわけですが、「待つ」先に参加者から出てくる言葉や反応というのは、本当に様々で、ご本人もまだ明確な何かが見えているわけではないケースも多々あります。(話ながら整理する、っていうのはよくありますよね)

 

だからこそ、この「聴く」というときにはファシリテーター自身の考えや価値観は一旦脇に置いて、ある意味俯瞰したような状態で聴く努力をしていきたいと考えています。

 

だれにでも、その人の価値観というものがあります。それは、その人の経験や知識や性格や様々な要因が絡み合った、そのひとだからこその大切なもので、すべてにおいて誰かと全く同じ価値観の人というのは存在しないでしょう。

(いろいろなドリームマップファシリテーターがいるからこそ、いろんな方にこのプログラムが届くともいえます)

 

とはいえ、ドリームマップのワークショップの場での主役は参加者。

「待つ」中で出てきた参加者の想いに対して、ファシリテーターが「それはこうだね」「私の場合は」といった言葉や反応を返すことによって、ひょこっと芽を出した夢がまた引っ込んでしまう、なんてこともあるかもしれません。

だからこそ、ファシリテーター自身の価値観が、参加者に過度に影響することがないように、フラットな自分で「聴く」ということに徹する。というのを大事にしているのです。

 

と、サラッと書きましたが、私自身これが一番難しいなぁと現場に出るたびにいつも感じます。自分自身に不安や緊張があったり、逆にテンションが高くなってしまったりしていると自分の価値観を脇に置いておく、というのは本当に難しい・・・。

 

そんな私は、自分を整える機会として、5年前から禅の道場に通っています。

先日、長年ライターとして活動もされている、尊敬する道場の先輩が「きく」ということについてこんな表現をされていました。

「我を出さず、覚醒している聞き手がいる時、話し手には創造的な気づきが起こる」と。

 

”夢が湧き出る場“というのは、まさに創造的な気づきの場。

我を出さず、は価値観を脇においておく、ということとつながるかなと思いつつ、“覚醒している聞き手”という表現をどう自分で理解し、体得し、皆さんにお伝えできるようにしていくか、は私にとっても今後続いていく課題と感じています。

 

心身共に自分を整え、万全な準備の上でプログラムと参加者を信じてそこに立つ、

という風に言えるでしょうか。

 

きっとこの「待つ」「聴く」というのは、次の「受け止める」と合わせて、子育てや人の育成など日常でも活かしていける場面がたくさんある、そんな大切な心得なのです。


一般社団法人ドリームマップ普及協会

代表理事三輪裕子

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