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楽しく続ける大人のピアノ

アクセス解析より〜指を鍛える練習

2016.07.17 10:20

アクセス解析で

「指を鍛える練習はハノンだけですか」

という質問形式の検索があったようで(笑)。


このサイトのどこにヒットしたのかはイマイチ不明ですが、いいネタなので書きます。


ピアノ弾きの永遠のテーマ!?ともいえる指の訓練。鍛えるというと筋肉とか力をつけるイメージがありますが、もちろんそういうスタミナ的なものも必要で、加えて思うような動き(強弱、緩急も含め)を自在に操れるようになるための制御系の訓練も必要ですよね。


指を鍛えるにあたり、ざっくり2つの道があります。

ハノンやツェルニーやる派 と やらない派。


どちらが正しいか答えはないと思うので、各自が思う道を選べば良いと思います。


私はやらない派。

ですから、先生も「やらない派の先生」を選んでいます。先生もどちらか方向性が分かれているので、自分と同じ方向性の先生に師事するのが上手くいくコツでしょう。


ハノンをやらないといっても、指を鍛えないということはありません。方法が違うだけ。私は弾きたい曲で練習しています。


例えば、今は憧れの悲愴第3楽章☆で少しずつ練習中です。

左手も右手も、ハノンのような音形もありますし、それぞれリズム練習したりスタッカート練習するだけでもトレーニングになります。


弾ける人にはなーんだ、と思われるかもしれませんが、私にとってはこの曲は未踏の地。弾けたらかっこいいな〜〜♪と憧れているので、少しずつ、分解して部分的にでも弾けると楽しいです。


この訓練法で大切なこと。それは「先生にちゃんとした弾き方を習うこと」です。独学でリズム練習など重ねるのも悪くはないと思いますが、我流だと必要な訓練ができない可能性もありますのでね。


私も以前、我流で譜読みしたことがありますが、先生に教わってみると細かいところで色々発見がありました。

例えば

など、独学ではとても思いつかなかったコツを教わりました。


最後まで弾けるようになるのはまだまだ先のことですが、憧れの曲で指訓練できるなんて一石二鳥です♪


メイン練習曲(仕上げて人前で弾く予定)は他に(もちろんシベリウス)ありますが、毎回練習の最初に指訓練でこの悲愴部分をやってます。


ベートーベンの他にはモーツァルトなど古典派は特に訓練に向いていそうです。


楽しく続ける大人のピアノ。