12_鴬印のどぶろく
こんにちは。
こちらの記事では、山口酒造場さんの「鶯印のどぶろく」をご紹介します。
動画では紹介しきれなかったこともあるので、ぜひ最後までご覧ください。
そもそも「どぶろく」とは何かご存じでしょうか?
「どぶろく」とは日本酒と同じように、お米と水と米麹から造られるお酒です。製造の過程で発酵した醪(もろみ)を濾せば日本酒となり、濾さずにそのまま瓶に詰めれば「どぶろく」となります。
つまり「どぶろく」は日本酒の一種!......と言いたいところなのですが、そうではないんです。日本酒の定義の中には「清酒」(醪を濾す工程を経たお酒)であることという決まりがあるのですが、「どぶろく」は濾していないので、日本酒ではなく「その他醸造酒」に分類されています。
また、定義以外にも、濾していないため白濁していて、栄養価も高いという特徴があります。
「鶯印のどぶろく」を製造している山口酒造場は久留米市北野町にあり、天保3年(1832年)に創業してから現在まで、日本酒を絶やさないという気持ちで魂を込めたお酒造りを続けています。取材の時に事業者の方がおっしゃっていた「お酒は元々神様の恵み。神様の恵みを絶やさず、今の時代に伝えていくためには時代に合ったお酒がふさわしい。だけど、時代に流されないようにしないといけない」という言葉からはお酒造りに本気で挑んでいる人の情熱を感じました。
「鶯印のどぶろく」は山口酒造場の技術を集結させ、試行錯誤して完成させた自信作です。
そんな「鶯印のどぶろく」の最大の特徴は、アルコール度数が低いところです。一般的な「どぶろく」のアルコール度数は14~17%もありますが、「鶯印のどぶろく」のアルコール度数は6%なのでとても飲みやすいです。試しに私の母に飲んでもらったのですが、「日本酒は苦手だけど、これは飲みやすくていいね!」と大好評でした。
また、原料のお米は全て地元の福岡県産米を使っており、地元を大切にしている気持ちが伝わってきます。
「鶯印のどぶろく」は1.8ℓと720㎖のものがあるので、お試しで飲みたい方には720㎖をお勧めします。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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