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若手・若者が幸せになって生き抜くには目標・使命・大志を持つこと|若者のみらい応援基金

2020.09.20 07:05

【ビジネス・人生報道】 令和二年九月十日に東京・渋谷にて実業家・三崎優太(己巳、写真上)は、自身が組成した「若者のみらい応援基金(一億円)/公益推進協会」の助成に基づくビジネス コンテストの助成先記者発表会を開催した。コンテスト自体は八月三十一日に開催。


応募総数は二百組。その中から一次審査を通過した十六組の代表者等が、ビジネスに懸ける想いやコンセプト等をプレゼンをしていた。当日は、同じ若者視点で選ばれた十から二十代の六組の助成対象者が、百万円から一千万円の助成金を手にした。ゲストには国際文化人で実業家のデヴィ・スカルノ夫人(庚辰)と芸人で実業家のじゅんいちダビッドソン(乙卯)が登壇した。



<二十代を振り返った三崎が思う事>

 一千万円の最優秀賞を受賞したのは、モール型ECサイト「あまいスイカ」の専門店をプレゼンした佐藤洸(写真上)。「スイカ業界に貢献したくてサービスを立ち上げました。近年、農業の後継者不足が問題視。特にスイカ業界は深刻でここ十年で半数のスイカ農家が生産を辞めています。事業を始める前は不安は多くありました。三崎さんは恩人です。事業を通して社会に還元していきたい」と、三崎への謝意と敬意を示した。


三崎は「沢山のビジネスに挑戦して成功したり、失敗してきました。僕が思う大切な事は、失敗を恐れずに挑戦する事。助成金を元に失敗を恐れずに挑戦して下さい。」とエールを送った。また、ゲストとのトークの際、「今の若者は羨ましい。自分には二十代の頃の元気はもう無い。いくらお金があっても、あの頃には戻れないと思うと、もっともっと一生懸命に生きてれば良かったって、後悔する。」と前置きし、「今の若者は色々チャレンジできる。一日も無駄に過ごして欲しくない。」と経験に基づき、これからを生きる若者へ強く主張した。



必要は発明の母

 そんな三崎にデヴィ夫人(写真上)は「だらけている若者が多い中、感動しました。三崎さん、良い事しているじゃない。人生において大切なのは、目的や使命感を持つ事です。」と褒め、「“必要は発明の母(英語の諺)”という。色々な事に着眼して、発想して、熱くなるって素晴らしい事。私は石油プラントの会社を立ち上げて、十三年間、女性一人で引っ張ってきた経緯があります。朝は六時半ぐらいからオフィスに入って、夜は十時まで働いて、働いて、働いて。成功してる人達は、人の三倍働いている。成功が一朝一夕で創られるものではないって事を知って貰いたい。まず努力。」と話した。


ダビッドソン(写真上)は、挑戦する若者に対して「やってみたら意外と大した事ないなと感じる事も多いので、まず挑戦してみて欲しい。」とコメントした。


今回の活動に対し、三崎は「二十代は自分の為にお金を使ったが、三十代は社会に還元していきたい。」と述べた。この基金がきっかけとなった新著「過去は変えられる/扶桑社」を十月九日に発売する。



実業家の大先輩でもあるデヴィ夫人

 囲み取材で、女性経営者の大先輩としてのアドバイスを問われたデヴィ夫人は「常に新しい事に挑戦頂く、そして失敗を恐れない事。誰でも失敗はあると思うんですね。常に新しい自分を見つけ出すという事が良い事なんじゃないかと思いますね。」と若手の女性へエールを送った。


本コンテストで登壇した全員は、挑戦と向上心がある。今後の人生において、向上心がある者とない者の大きな二極化が進むだろう。特に、デヴィ夫人は「どんな事でも良いので目標、目的、使命感をもって生き抜いて欲しい。それがないと幸せじゃない。大志を抱いて下さい。」とハイムの問いに答え、目標が無く無難に生きている事が、どれ程に幸せでないのかを改めて実感した。

若手・若者は自身の幸せの為に、もっと貪欲になって良いのではないか。


撮影記事:岡本早百合