真面目ぶるのをやめます

今日はカフェによく来る常連様のお話。

主人が下のカフェに１日いるため、主人から聞いたお話しですが、色々とあり私も関わらせてもらっているお客様。

いつも礼儀正しくて

カフェにお客様が沢山いるときは気を使ってくださり

とにかく真面目な方というのがぴったり当てはまる私より少し年下の方なんです。

自営業の方でお客様相手の仕事で、いつも１００%のエネルギーで仕事をしているその方は、うちのカフェにくるとグッタリ（笑）

甘い飲み物やスイーツでエネルギー補給をして、なんとか頑張るぞ！！という風に切り替えている姿が印象的な方なんです。

そんな方にとても残念な訃報が。

一緒に仕事をしていたお母様が運動中倒れてそのまま亡くなってしまったんです。

まだ６０歳ちょっとという若さで。

うちも私の祖母が交通事故で６１歳で亡くなり、母はあまりのショックに何年も引きづっていたし、１０歳だった私も週３日は祖母の家に遊びに行っていたので、その悲しさは痛いほどわかります。

すっごく辛いだろうな。

大丈夫かなと主人も私も見守っていましたが、今日が告別式。

私はお会いできませんでしたが、主人から聞いた話だと、告別式の前にお友達とお茶しに来てくれたそうで、その方が主人にこう言ったそうです。

「わたし真面目ぶるのをやめます」

うちの主人は返答に迷ったそうですが(^^;;

お母様の死をきっかけに、自分のあり方。

人に好かれようとか、しっかりしていると思われるようにとか。

この人にお願いすれば間違いないとか。

本当の自分ではない、もう1人の完璧な自分を毎日演じて生きていく。

きっと、お母様が、もう少し肩の力を抜いて、楽に生きてみたら？と教えてくださったのかもしれないですね^ ^

人には色々な経験を経て今がある

辛い毎日も、逃げ出したくなるときも、それを乗り越えてしばらくして笑って話せるときには自分の財産となる

逃げるのなんて簡単だけど、乗り越えた先は、魂レベルで成長を感じられるし、困難なことこそ人間らしく生きてるなと感じられたりする

いまの豊かな時代に生まれてこれて、やりたいことを選択できる

職業も、食べ物も、毎日に何をしていくのかも全部自分で選択できる時代

少し前までじゃ考えられなかったこと

お国のために戦争に行かなければいけない時代だったから

100年もしない間にこんなに豊かな国となり、この国でいまの時代で生かされている自分はどれだけHAPPYなことか

毎日を選択できる自分でいられる限り、悔いのないよう。

死ぬときにもう遊び尽くした！地球を楽しんだ！

！

そう言える自分になると改めて感じたここ数日間でした。

少し前に親戚のお通夜告別式があり、先程お話しした方のことも重なり死について深く考えた数日間でした。

↓お寺さん本堂からの景色。私の大好きなお不動様がご本尊さまでした^ ^