【メラビアンの法則のワナ】
《メラビアンの法則》が説く、「7:38:55」の割合。コミュニケーションを取る際の優先順位の割合と言われます。7%が言語情報。38%が聴覚情報。55%が視覚情報。
この数字だけを見て「人は見た目(視覚情報)が大事です」と解釈してしまう前に...。
でも、よくよく考えてみてください。
会話をする際、言葉の意味は、7%しか通じていないのでしょうか?
この私の投稿、7%しか理解できないのでしょうか?かなり疑問です。
※本当に7%であるとしたら、それは私の文章力の無さです。
《メラビアンの法則》を説いたメラビアン先生、本当は次のように説明しています。
「言語情報と非言語情報が、相反する状況において、人が判断する基準。その割合が7:38:55なんです」
例えば、私とあなたが駅で待ち合わせをしたとしましょう。あなが10分ほど遅刻をしてしまいました。そこで、私が...。
(腕組み・しかめっ面・低い声で)
「大丈夫ですよ」と語ったとしましょう。
あなたは、言葉の通りに受け止めますか?
たぶん、非言語の情報(表情や態度、声の音程)を優先、判断なさるのではないでしょうか。
7(言語情報): 38(聴覚情報):55(視覚情報)とは、この例のように、言語と非言語、どっちつかずの状況において、どの情報を優先させるのか、この研究結果なんですね。
この投稿、500文字弱です。
あなたは、何文字理解出来ましたか?
もし、本当に7%であるのならば、35文字しか理解出来ないことになります。
それこそ、おかしな話です。
①人が情報を判断する際、言語情報による理解・判断は7%なんです。
という説明、これは誤解です。
②言語と非言語が相反する状況において、人が判断する際、言語情報を優先する割合は7%なんです。
この説明が本当です。
※①を説くセミナー講師・書籍も散見します。これは気をつけたいと思うんですね。
ついつい、身振り手振りで説明してしまう私(佐藤)です。