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一般社団法人 インナークリエイティブセラピスト協会

【メラビアンの法則のワナ】

2020.09.20 09:34


《メラビアンの法則》が説く、「7:38:55」の割合。コミュニケーションを取る際の優先順位の割合と言われます。7%が言語情報。38%が聴覚情報。55%が視覚情報。


この数字だけを見て「人は見た目(視覚情報)が大事です」と解釈してしまう前に...。


でも、よくよく考えてみてください。

会話をする際、言葉の意味は、7%しか通じていないのでしょうか?

この私の投稿、7%しか理解できないのでしょうか?かなり疑問です。

※本当に7%であるとしたら、それは私の文章力の無さです。


《メラビアンの法則》を説いたメラビアン先生、本当は次のように説明しています。

「言語情報と非言語情報が、相反する状況において、人が判断する基準。その割合が7:38:55なんです」


例えば、私とあなたが駅で待ち合わせをしたとしましょう。あなが10分ほど遅刻をしてしまいました。そこで、私が...。

(腕組み・しかめっ面・低い声で)

「大丈夫ですよ」と語ったとしましょう。


あなたは、言葉の通りに受け止めますか?

たぶん、非言語の情報(表情や態度、声の音程)を優先、判断なさるのではないでしょうか。


7(言語情報): 38(聴覚情報):55(視覚情報)とは、この例のように、言語と非言語、どっちつかずの状況において、どの情報を優先させるのか、この研究結果なんですね。


この投稿、500文字弱です。

あなたは、何文字理解出来ましたか?

もし、本当に7%であるのならば、35文字しか理解出来ないことになります。

それこそ、おかしな話です。


①人が情報を判断する際、言語情報による理解・判断は7%なんです。

という説明、これは誤解です。


②言語と非言語が相反する状況において、人が判断する際、言語情報を優先する割合は7%なんです。

この説明が本当です。


※①を説くセミナー講師・書籍も散見します。これは気をつけたいと思うんですね。


ついつい、身振り手振りで説明してしまう私(佐藤)です。