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宙海の音(Sorami no Oto)

ラスボス現る?

2020.09.20 10:36

今日は平野有希さん主催の瞑想ワーク「光の使者になる」1日目に参加した。


この「光の使者になる」という瞑想ワークはまほらの主催で何度も受けているが、前回からは久しぶりで、その間、自分自身にも変化がいろいろあったので、今の自分にとってどのような受け取り方になるのだろうかという興味とズレがあるのではという一抹の不安があった。だが、やはり今の自分に必要な気づきがあるといういつものパターンだった。


人生にミッションがあろうがなかろうがかまわないと思っている。だが、今生を始める前に何か意図はしてきたはずだとは思う。そしてそれが何なのかは・・・たぶん過去の反省や清算から今生学ぶ課題をそれぞれ決めてきているはずで、それはミッション(使命)とは少し違う意味に私はとらえている。そして、その今生の課題は苦手なことに隠されていることが多い。

ちょうどそのようなことを考えている時期だったからなのかどうか、それに関するヒントのようなものが瞑想で展開していった。


最初の瞑想の中で私は自分を「つなぐもの」ととらえていた。ここに来る前の世界での仲間との深いつながりを思い出し、彼らへの深い思いはすべてが我がことで、自分と区別せずに自分のこととして捉えている。それがなぜこの世界では周囲とのつながりに手を伸ばせないのか・・・。これが自分の今生の課題だと感じる。


3つめの瞑想が始まるとすぐにとても眩い光がやってきた。そして鍵を渡された。その鍵を使って目の前に現れたドアを開けると、とても広々としたダンスホールのような空間がひろがっていた。誰もいないのに、そこに人々がいるのがわかる。部屋の片隅にイスがあった。そこが自分の定位置のように感じてそのイスに座って部屋の片隅から周囲を観察する。いつもの自分、つまり傍観者だ。相変わらず人影はない。だが、人の気配はある。


何かのきっかけで立ち上がり、部屋の真ん中に行った。やはり気配だけあるが私は一人だ。真ん中にいるのは思ったより抵抗感はない。


一つの過去生から男が現れた。盗み、詐欺、人身売買、裏切り、暴力・・・ありとあらゆることをして、捕まって処刑された男だ。彼はなんの後悔もしていなかった。自分がやりたいことをして死んでいった。彼と一つになると、驚いたことに、あの誰も見えなかった部屋に人が現れていく。彼は周囲を観察している。(こいつは金を持っている、あの女は利用できるかもしれない、あいつはどうやらあっちのやつに下心をもっているようだ・・・)ろくなことは考えていないが、彼の目を通すと無色透明だった周囲の人間たちに色がつき、形が露わになっていくのだ。


それが何を意味するのかすぐにわかった。今の私は人がいてもまるで存在しないがごとく扱っている。一人一人、偏見を持たず、むしろ生きている人間としてではなく、本や博物館に飾られているかのように抽象的に観察している傍観者だ。生身の人間としての付き合いは極力避けている。傷つきたくないからだ。めんどうだからだ。だが一方でコミュニティ作りを夢みている。


たしかに私の世界はこの雑多な世界で、偏見や欲や偽りや諸々あふれていて、だがまさに生きていて、どこか遠くの安全な場所で傍観しているのは本当に生きているとはいえるのか、罪を怖れ、汚れることを怖れ、よりよい人間をめざす、だがそのために本当に自分がこの場所で一番関わるべき人たちとはまるで気がつかないふりで通り過ぎる・・・それは本当にこの世界に生きているといえるのか、善悪はないといいつつ、悪を避けるのは何故だ?心のままに振る舞って何がいけないない?・・・男は言葉ではなく直接伝えてくる。

このろくでもない男はたしかに生きていて、人と関わりを持ち、生身の関係を持っている。だからこそ、彼を通すと周囲の人間が見えてくるのだ。


とても象徴的なヴィジョンだった。

最後のラスボスのようなテーマだ。


これがいよいよ形を表してきたということは、私の夢も夢のままではい続けることではなくなるということだろう。夢の実現までに深くて大きな溝があると感じていたが、それがどうやらその溝に向かう時期にきているようだ。


明後日が後半。

さて、この続きは何があるのか楽しみだ。


その前に、今日がレアルマドリーの今シーズンの初めての試合。朝4時・・・起きられるのか。この私はだけど確かに生きている。


全てに感謝です。