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テレビ -2

2020.09.20 11:18

白黒テレビ時代は、真空管式が主流で、スイッチを入れてから画像が出るまで1分くらいかかった。

チャンネルもダイヤル式のアナログチューニングで、経時劣化でチャンネルダイヤルの機械的な位置と周波数にズレが生じたため、ダイヤルを少しずらした上で、何かを挟んで固定するなどの微調節?が必要だった。

放送の送り出し側も度々トラブルが発生、頻繁に放送が途切れ、画面に静止画で、「しばらく、お待ちください」というテロップが流れたりした。(現代だと、放送事故として許されない事態だが、のどかだった。)

当時NHKでは、午後4:05から「受信相談」という5分間番組を放送していたように思うが、その番組中にもこの中断が起きていたのは、子供心に不思議だった。

その後、1970年頃にUHF帯の放送が始まったが、テレビ(受像機)側がVHFチャンネルしか装備していなかったため、外付けのコンバータを購入して2chなどの空きチャンネルに変換して観ていたのも懐かしい。