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2016/07/18

2016.07.17 17:09

以下、創作。



ドンドン!ドンドン!

また、誰かが部屋のドアをノックする。


「ここに、何かがあるって聞いたんだがねえ!おい!誰かいるのか?」

ドンドン!ドンドン!


部屋の住人は「やれやれ。またか、、、」と思いながら、小さな声でこう答える。

「鍵はかかっていないよ。」


ドンドンドン!ドンドンドン!

「おい!誰もいないのか?」


どうやら、ドアをノックするのに必死で聞こえなかったようだ。


そこへ別の人物がやってくる。


「ここに何かあるって聞いたんだが、何か見つかったかい?」

「いいや、さっきからドアをノックしてるけど何の返答もないんだよ!」


と、大声で話し始める。


部屋の住人はもう一度答える。

「鍵はかかっていないよ。」


「ここも違うみたいだねえ!」

「ああ、ここも違うみたいだ!あっちの方にも何かがあるって聞いたんだが、一緒に行ってみないかい?」


今度は、おしゃべりに夢中で聞こえなかったようだ。


「そうだな。今度はあっちへ行ってみよう!」

「ああ、そうしよう!」


二人は次を求めて、立ち去って行った。



最初から鍵はかかっていないし、本当はドアすらない。