ヤフートラベルとるるぶトラベルをsimilarwebで比較してみた
similarwebで比較してみる調査の2回目。
前回は2大OTAのじゃらんと楽天トラベルを調べてみたが、今回はジャストシステムの調査で利用率の第3位をうかがうヤフートラベルとるるぶトラベルを見てみる。
◆利用者数
ヤフートラベル
るるぶトラベル
ユーザー数はヤフートラベル400万に対してるるぶが290万。じゃらんや楽天トラベルとは5倍以上の差がある。
◆流入経路
ヤフートラベル
ヤフートラベルは他サイト経由のシェアが55%、検索が25%、直接が17%と他サイト経由が圧倒的なのは特徴的。
るるぶトラベル
るるぶトラベルは検索が46%、他サイト経由が29%、直接が23%。じゃらんや楽天トラベルと各経由比率は似ている。
それぞれの経由訪問者数を算出すると、
・ヤフートラベル
検索:100万人
他サイト経由:220万人
直接:68万人
・るるぶトラベル
検索:133万人
他サイト経由:84万人
直接:67万人
他サイト経由がヤフートラベルは抜きん出ており、直接訪問する数はほぼ同等ということがわかる。
次にどのサイトからの経由が多いのか。
こちらも第一回と同様にsimilarwebのデータは直近1か月間しかとれないので、計測する時期によって異なることは注意しておきたい。
ヤフートラベル
ヤフートラベルは当然ポータルサイトであるヤフーからの流入が上位を占める。5位にヤフートラベルが採用しているポイントプログラムのサイトであるTポイントのサイトがきている。
るるぶトラベル
るるぶトラベルも意外に(?)身内からの集客が多い。
JTBやるるぶ.com、bzitなどが上位に入っている。
一方でじゃらんと同じくここでもトラベルコちゃん経由も多い。
トラベラーズナビはじゃらんの時にふれたのと同様、九州ふっこう割関連でこの時期の特殊要因だろう。
次は検索の内訳。
ヤフートラベル
るるぶトラベル
これはそこまで差はなく面白いデータではないかな。
次回もう1回やります。
同じく3位を狙う一休と一休の将来のライバルたりえるreluxの比較をしてみよう。
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