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射撃の大学

挙銃1:スタンス

2020.09.21 08:59

全ての射撃の基本となるのが、挙銃のなかでも足の位置、スタンスになります。まずは銃を持たず、「休め」の姿勢から作っていきます。このスタンスが崩れすぎた状態になると、かっこが悪く立ち姿も美しく無くなります。また、調子が悪い時等に微調整等が難しくなり、不調の原因も分かりづらくなります。※右撃ちで説明しますので、左撃ちの方は読み替えてください。


目標物に対して45度で肩幅

まずかかとの位置を決定します。目標に対してまっすぐ体を向けた時が0度とすると、基本は目標に対して「45度」体全体が傾いている状態を基準になります。普通に立った状態で単純に左斜め45度が目標になります。つまり、かかと位置がちょうど目標物に対して45度になるようにセットしてみてください。

開く幅は、「肩幅ジャスト」でまず合わせてみてください。かかとが肩幅より外側に出ると、広いとスイング幅が狭くなったりスウェーの原因になり、癖がつくとなかなか取れません。初心者ほど「狭い方がよい」と言われます。

両足を合わせて45度開く

かかとができたら次はつま先です。基本は、体の正面から22.5度ずつ合計45度開きます。これを開きすぎるとスウェーの原因、メンタル状態によるばらつきを大きくしてしまうことになりますので、これを最大として、これより開きすぎないようにした方が良いとされます。


悪い例:右足だけを下げている

初心者によくあるパターンで、右足を下げるだけで体が正面を向いているというものがあります。

・左手を伸ばして構えることになるので銃先が不安定になる

・頬からコムが遠くなるので頭が傾きやすい

・反動に弱い

などの影響があります。