2020/9/20 Chester & Wales 旅:The 2nd Day_ Caernarfon & Snowdonia National Park
▲イングランド皇太子戴冠式の場であり、ラピュタにも登場する、世界遺産”Caernarfon Castle”(カナーヴォン城)
昨日から、2泊3日のChester & Wales 旅。
丸4年間のイギリス生活で、U.K中の主要都市はほぼ網羅したが、唯一行けてなかった南西部の”Wales”(ウェールズ)。
イングランド、スコットランド、北アイルランドと並び、”U.K (グレートブリテンおよび北アイルランド連合王国)“ を構成する4つの国の1つ。
英語と並んで公用語である、ウェールズ語(ケルト語の1種)を話し、独自文化を築くウェールズの魅力を満喫する、ロードトリップ。
▼ウェールズの歴史、見所について↓
(※英国ニュースダイジェスト記事より)
▼Chester & Walesの位置
(※白地図は、フリー素材:”旅行のとも Zen Tech”よりお借りしました。 )
⚫︎【今回のルート(2泊3日)】
→ロンドンから、北西に車で3時間半、1日目は、Walesとの境界にある、”Chester (チェスター@イングランド)“へ。
2日目にWalesへ移動。”Chester”から西へ車で1時間半の”Caernarfon(カナーヴォン)”、続いて”Snowdonia National Park (スノードニア国立公園)“へ。
▼Wales拡大図
(※画像は、以下Lonely Planetよりお借りしました。 )
※出典https://www.lonelyplanet.com/maps/europe/wales/
2日目は、朝から”Chester”より西へ車で1時間半、ようやくWales に。北西方面のの”Caernarfon”へ。
かつてケルト人集落だったこの地は、
エドワード 1世(在位1272-1307)の
Wales征服の軍事拠点となったのだそう。
旧市街地は、城跡と石畳に囲まれた中世の街。
早速、午前中に予約していた、”Caernarfon Castle(カナーヴォン城)“へ。
▼”Caernarfon”は、唯一のウェールズ人首相、David Lloyd George(デビッド・ロイド・ジョージ)氏のお膝元。
→写真右上は、カナーヴォン城前にそびえ立つ彼の銅像。
▼バターたっぷり塗ったトーストで朝食
Wales陥落後、エドワード1世はカナーヴォン城で産まれたばかりのイングランド皇太子(後のエドワード2世)に、「Prince of Wales (ウェールズ大公)」の称号を与えた。
それ以降、チャールズ皇太子含む歴代の皇太子は、この称号で呼ばれているのだとか。
▼”Caernarfon Castle(カナーヴォン城)”
→「天空の城ラピュタ」で、シータが閉じ込められたお城のモデル。城壁の上を歩け、中はミュージアムに。【※今は、事前オンライン予約必。】
▼窓からは、Seiont river(セイオント川)やMenai Strait(メナイ海峡)が一望。
▼(写真左)“Investiture Dais”
→Wales産slate(粘板岩)ディスクは、まさにチャールズ皇太子就任式時に立った場所。
(写真右上)槍窓
→エドワード 1世時、この隙間から槍を投げて攻撃。細い隙間で敵側の槍は、殆ど入って来なかったんだそう。ラピュタでは、パズーが顔を突っ込み抜けなくなっていたシーン笑、が。
▼城内ミュージアムの説明は、英語とウェールズ語併記。
→ドイツ語と同様、アルファベットによって発音が決まる表音文字。一目、ドイツ語・オランダ語と似ている気が。。
▼城の城壁からの全体の眺め。
▼Caernarfonの旧市街地。
→城壁に囲まれ、石畳の通りは中世のまま。
(写真下中央)ウェールズの魔女達のポスター。
▼Wales語表記のお店。
▼ランチはパブでSunday Lunch を。
→酢豚のチキン版、sweet & sour chicken (奥)とbeef sandwich (手前)。
Caernarfonの街を堪能した後は、自然いっぱいの”Snowdonia National Park (スノードニア国立公園)“へ。
標高1085kmのSnowdon(スノードン )山を中心とした山岳地帯一体に広がる国立公園。
2170㎢の広大な敷地内に、美しい森林や湖、山や川が点在する。到底1日ではまわれず、遠方からは中〜長期滞在のツーリストが殆ど。
この公園自体、ジブリアニメの”天空の城ラピュタ”の舞台と言われているだけあり、古城などの世界観がそっくり。
自然だけでなく、キッズも楽しめる蒸気機関車(Snowdon Mountain Railway)、ファームや、カヤックなどアクティビティも豊富にある。
▼国立公園内の自然に囲まれた遊歩道。
→基本山道なので、ベビーカーでは行けず。英士は、旦那の抱っこ紐インで。
息を呑むような美しい景色は、”世界1美しい滝のある公園”と言われる、クロアチアの”プリトヴィツェ湖群国立公園”を思い出す。
▼クロアチアの”プリトヴィツェ湖群国立公園”(2016年8月当時)
→ドイツ時代に訪れたクロアチア。こちらの自然も絶景が広がる。
▼国立公園内の “Dolbadarn Castle(ドルバダーン城)”
→ラピュタのシーンに出てきそうな古城。
▼英画家のTurner(ターナー)も描いた絶景。
公園内を散策し、 “Snowdon Mountain Railway(スノードン登山鉄道)”の駅、”Llanberis(スランベリス)”付近へ。
▼”Love Spoon”と呼ばれる、木彫りのスプーン。
→Wales定番のお土産。男性から女性への愛の告白に作られる、彫り方によって意味が異なる。
▼Snowdon Mountain Railway(スノードン登山鉄道)駅、”Llanberis(スランベリス)”
▼車窓からは、気持ち良さそうに草をはむ羊🐑の姿が。
その後は、国立公園内にあるホテル“Aberdunant Hall Country Hotel”へ移動。
このホテル、コテージタイプで部屋はレセプションのあるメインビルディングから少し歩いた、屋外にある。
大自然の中に囲まれた素敵なコテージで、
ディナー@ホテルの後は、Netflix にて家族でラピュタを鑑賞。
今日行ったの場所は、このシーンだったのでは、、など言い合って、早々に眠りにつく。
▼国立公園内のコテージタイプのホテル。
“Aberdunant Hall Country Hotel”
▼ホテル内のオーセンティックなパブ。
→どっしりした木製カウンターに、ビール&エールのサーバーが。
▼新しく清潔なコテージ内。
→長期滞在向けに、キッチンやロフトが完備。ハイシーズンなので、満室残り1部屋だった。
▼ホテルのレストランでの、ステーキ・ディナー。
→前菜の、パテ(写真左下)とコリアンダー&レモンスープ(写真右下)。デザートは、ストロベリーチーズケーキ(写真下中央)を家族でシェア。