生涯を通して学ぶ_第91号

本日から数回は、「学ぶ」ことについて「実践するドラッカー（行動編）」より引用したいと思います。第5章は「生涯を通して学ぶ」というタイトルで書かれており、P144に次のように記載されております。

『知識社会においては、継続学習の方法を身につけておかなければならない。内容そのものよりも継続学習の能力や意欲の方が大切である。ポスト資本主義社会では、継続学習が欠かせない。学習の習慣化が不可欠である。「ポスト資本主義社会」P253』

上記は、ドラッカーの引用でありますが、著者はこの引用を踏まえ、次のように述べております。

『知識や能力は、一夜にして身につくものではありません。何を学ぶかという情報を得ることは大切ですが、それ以上に「いかにして学ぶか」という普遍的な能力を身につけることが重要です。さらに、知識社会を生き抜くには、学びを習慣化すること、つまり「いかにして学び続けるか」という継続学習が不可欠。

（中略）

学びを楽しみ、知識という資本の投資効率を高めるコツを身につけましょう。』

私も「いかにして学び続けるか」にチャレンジしております。職業訓練の研究を続けることは、学び続けることになるし、このブログを書いていることも継続学習だと思っております。

職業訓練は、「学び直し」の場であると思っております。そこで指導している講師やスタッフが「継続学習」をしていないとすれば、それは「偽りの指導」のように思います。そのため、私どもは「共学共伸（共に学び共に成長する）」を掲げております。