パンテオン前の噴水とオベリスク Obelisco del Pantheon
2020.09.21 23:46
Obelisco del Pantheon はローマにある古代のオベリスク13本のうちの一本。
3.34mの高さのオベリスクで、噴水や頂上の十字架を合わせて14.52mになる。
★ エジプトから運ばれイシデ神殿で見つかったオベリスク
オベリスクはRamses II の時代のものでエジプトからドミティアヌスが運んできた。ミネルバ、 ドガーリ、ボボリ(現在はフィレンツェ)のオベリスクなどと同様、イシデ神殿に建てられていたオベリスクである。
★ ジャコモ・デッラ・ポルタの噴水
1373年にサン・マクート広場で見つかったため”obelisco Macuteoと呼ばれ”、1711年、教皇クレメンス11世の命で、パンテオン前のジャコモ・デッラ・ポルタの噴水上に、フィリッポ・バリジョーニの設計で置かれた。
パンテオン前の広場には、もうひとつ小さい噴水があり、ナゾーネと言われる。
メモ
クレシェンツィ宮 Palazzo Crescenzi alla Rotonda (1580) デッラ・ポルタ設計も調べる。
サンテウスタッキオ通り3番地