誰も、人間関係がよくない会社で働きたくないよね?偉い人にはそれがわからんのです。
いつも楽しく読んでるオウンドメディアHRogで、こんな記事が紹介されていまいた。
看護師の転職先選びでは、「人間関係」や「休日の確保」が「給料」よりも重要
という記事。詳しくは読んでもらえばいいと思うのですが、どんな世代でも「新しい職場になじめるか」「希望に合う求人か」「今より雇用条件悪化しないか」を気にしているという話で、この記事の結果やリクルートだとかエン・ジャパンだとか、そういう求人媒体社が出している結果とかもだいたい同じような結果になってるなぁと思いました。
そこで、人間、どう仕事に対して折り合いをつけているかなぁと考えてみました。だいたいこんな感じだと思います。
<最高!>
満足いく給与&納得の諸条件+やりたい仕事+一緒に働く仲間が最高!
<そこそこ納得!>
給与低いけど納得の諸条件+やりたい仕事+一緒に働く仲間が最高!
or
満足いく給与だが、自分のやりたい事、条件、仲間のどれかが不満
<不満>
給与は満足しているけど、他が全部だめ
or
自分のやりたい事、条件、仲間のどれか1つは満足だが、他は給与ともども不満
<ほんとにやだ!>
全部不満!
で、その中で就職・転職する際に事前にわかることは「給与」「諸条件」
ここに関しては、どんな安い求人広告を使おうが表現できる事なので、それほど問題には思いません(手法的な意味で)
実は、「自分がやりたい仕事(だというふうに気付かせる事)」や「職場の人間関係(一緒に働きたい人たちor入社してからも、ずっと付き合っていきたい人たち)」なんてものは、求職者がめっちゃくちゃ重要だよ!って言っているにも関わらず、このあたりのPRができていない企業が殆どなんじゃないでしょうか。そう感じてやみません。
それもそうだと思います。ここらの表現やPRって一番頭を使うし、いちばんめんどくさいですし、一番効果が見えづらいですし、もっと言うと、ここが一番チームビルディングに必要な部分だっていう事を経営者はおろか、ただ単純に求人広告やらIndeedやら媒体しか提案してない関係者、けっこう多いですから。もっとも、手を付けなければならい部分が広範囲に至ってしまうという事もありますが。
なんだかSEOの施策と考え方が似てるかもしれません。
自分がやりたい仕事だ!とか、いい人たちと一緒にいたい!という感じにしていくには、内部施策と外部施策が必要だなぁという事。
なにかというと、
<外部施策>
・リクルーティングページやSNSで、仕事の事について深堀りした情報発信ができているか?
・動画などで、会社の雰囲気とかが一発でわかるようなPRを行っているか?
・求人広告でも、仕事の魅力をわかりやすく伝えきっているか?
・第3者的に見て魅力ある企業に映っているか?
<内部施策>
・会社として、よい人材が流出しないような施策をきちっとうっているか?
・トップを含め、よいモチベーションを保てる施策が打てているか?
・そもそも風通しのよい組織体制なのか?(風通しがよい組織だと勘違いしかしていないかという事も含め)
こんなところでしょうかね、必要な施策というのは。
ただ、まぁ1つだけいえるのは、人材系の企業がこういう事をちゃんとできてるかと言ったら、それはまた別の話だよっていうことです。
プロデュースのご相談は、にいみまで。