「ねられんねられんかぼちゃのこ」やぎゅうげんいちろう
小さなお子様がいらっしゃる皆さま!
福音館書店の今月の新刊「ねられんねられんかぼちゃのこ」(やぎゅうげんいちろう)はもう買ったでしょうか?
これは、良い本ですよ!
最近娘が柳生弦一郎さんの絵本が気になっているようだったので(「たまごのあかちゃん」や「あたまのなか」がとくに気に入っていました)、新刊を楽しみにしていて、発売してすぐに買って一緒に読んだのですが、娘も自分も、とても気に入っております。
柳生さんの力の抜けた絵も、その語り口も展開も楽しくて、わあ、いま良い絵本読んでいるなあと言う感覚が確実に感じられて、読みきかせている大人も嬉しくなってしまいます。
語り口が、本当に良いんですよね。
読んであげる子どもの年齢としては、あかちゃん絵本の次の絵本として最適だとは思いますが(2才〜4才ほど?)、絵本はその内容の全部がわからなくても、子どもにとって何処かしら気に入る部分が少しでもあれば、その絵本を好きになってくれるので、そうするとすぐにその絵本は特別な絵本になるので、だからあまり対象年齢は気にしないで良いと思います。
もっと早くても、もっと遅くても、その絵本が子どもにとって特別な一冊になる可能性は十分にあるので、その可能性を、対象年齢から外れているからと言って摘み取ることはしないで、子どもが気になっていたり、読み聞かせをする大人の方で読んであげたいな、と思う本はどんどん触れさせてあげて欲しいです。
この「ねられんねられんかぼちゃのこ」は2018年にこどものとも年少版で出ていたもののハードカバー版です。
またこの絵本の姉妹版とも言える「ねむたいねむたい」と言う柳生弦一郎さんの絵本もありますが、自分としては断然「ねられんねられんかぼちゃのこ」のほうがおすすめです!
当店より新刊のご注文が出来ます。
お孫さんへのプレゼントなどにも良いと思います。是非当店オンラインストアでも御覧ください。
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