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R35(?)大人のためのチークの基本のき

2016.07.19 04:38

コッテリ重たいラーメンがあんまり美味しく感じられなくなってくるのって35歳あたり…。


体内の環境が変わるとやっぱり外見にも年齢を重ねた年輪は見えてくるわけで。


メイクも若い頃覚えたまんまだとちょっとチグハグしてくるのもこのあたりかな、と思います。


私個人でいうとそこまでのチグハグ感はつい最近まで感じない方でしたけど、その頃くらいからオトナっぽい!って昔憧れてたメイクがしっくり浮かなくなってきてたのでやっぱり変わってたのかな。


大人になるとだんだん血色にフレッシュさが欠けてきて、変わりに大人ならではのアッシュ感というか。

なんともいえない、どんな色も中和するようなスモーキーさが出てくるというか。


これ悪い表現すると「くすみ」とか言うのかな。

でも私はそれは年齢重ねた分の特別なギフトだと感じます。


ただ。

あんまり普段から自分でも他人さまにも「くすんでる」って印象は持たせたくないもんです(笑)


やっぱりいつまでもフレッシュさは感じてたいし感じてもらいたい。


それにはメイクだとチークの力が果たす役目ってものすごく大きい。


でも理屈的な部分の情報がいまいちぼんやりしてるのもチーク。


今日はそんな大人のメイクのためのチーク、基本のきな解説を。


まずー。

"チーク"っていうくらいなので頬に色を乗せるものなんですが、


さあじゃあ頬ってどこ?


ってなったときに顔の結構中心に近い、たこ焼き作れるあたり一帯を指す方がほとんどだったかな、レッスンでは。


それはそれで間違ってないのですが、チークをまさにそこにすると


例とするとペコちゃん風、すなわち


幼い

道化、おどけ

ドール


といったイメージが血色の他に足されます。


メイクはイメージを創り上げるものなので、そうしたいときはそれでよいのですが…


でも大人っぽくしていたいときも、特にチークの存在を感じさせるのではなくてチークすることによって得られる結果だけが欲しいのが常だったりする。


リフトアップ効果とか、

健康的でフレッシュな印象とか。


それには入れる場所に秘密があります。

頬骨ってここですよねー。

改めて見ると顔の中心にあるものというよりどちらかというとサイドから派生してます。


この頬骨の真上を基本にして色を乗せるんです。

こんなかんじ。

こんなかんじ。あ、2回言った(笑)


だから入れる作業のときは結構横向きます。筆とか使う腕とかも結構回り込むかんじ。


右の髪の毛を左手で後ろからかきあげるくらいの回り込みです。


メインの頬骨の真上に乗せる(画像だと耳から真っ直ぐに走ってる線)のの顔の中心側へ向かったゴールは


眉尻か目尻


です。


色をのせるのはふんわり境界線が見えないようにのせるのがケバくならないルールなんで、きっちり1ミリ単位ではみ出すの気にしなきゃじゃなくていいです。


ふんわりだから多少はオーバーラップしますよね。


横からだとここまで。

前からだとここまで。


のかんじです。


えー?こんなサイドで終わっちゃって効果なんてあるの?って思いますよねー。


やってみるとびっくりするくらい顎のラインや頬が引きあがってみえるんですよ。 片方やって、片方やらないで写真撮るとわかりやすいです。


なんかファンデの仕上がりいいのに疲れてみえるかもしれないって思ったり、なーんかくすんでる??って感じたら試してみるのもまた一考。


ちなみに色は

出典:ILIA Beauty


こんなのが万能です。

肌のトーンによっては同じ色味でも濃淡の選択が必要ですが。


だんだん珍しくなくなってきたな、美容ネタ(笑)