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のんきーのはらぺこ日記 ~鳥取県で食べます~

初夏の贅沢!「菊乃家」で鮎三昧 後編

2016.07.20 13:31

前回のあらすじ (できれば、まず 前編 からご覧ください)

おいしい鮎を食べようと、鳥取市河原町河原の「菊乃家」さんにお邪魔したのんきー達。しかし、今年の鮎漁は不漁とのこと。

のんきー達は鮎に会えるのか?


そんな中、ついに第一鮎を発見か!?


「君は!」

「もしかして、

    第一鮎くん!?」


「ぼ、ぼくは…」

〝パカッ〟


「ぼくは、うるかです。」

意味のない展開で、イライラさせてスミマセン。

まあ、その位うれしかったということです。


運の良い事に、予約の電話が早かったため、のんきー達は無事に鮎にありつけたのです。

大体、予約してたのにもし万一鮎がないなんてことになれば、あらかじめお店から連絡があったはずですよね。


うるかは、鮎の内臓の塩辛みたいなものです。

ちびちびつまむと、なんとも良い香りがします。

これがいわゆる川の苔の香りなのでしょう。

絶対に白いご飯にも合うと思います。


あらかじめ、同行者に帰りのハンドルをお願いしていたので、

生ビールを頼みました!

冷え冷えです。たまらんです。

昼間からスミマセン。

バチが当たりそうです。

これは、

「蜜うるか」

少し甘く煮てあります。

さっきのは、「苦うるか」と言うそうです。

「鮎の洗い」です。

写真が下手でわからないですが、

上品な白い切り身が何枚も重なっているのです。

鮎の身は、ほのかに甘くてさわやかです。

お醤油でもおいしかったですが、苦うるかを少し付けて食べてもおいしかったです。

「鮎一夜干し」です。

手づかみで、ガブッといただきました。

中骨が取ってあるので残さずペロリです。

良い塩加減でした。

川魚特有の風味が素敵。

ここらで日本酒にチェンジです。

まずは、鳥取県東部に敬意を表して、

「諏訪泉」の冷酒です。

その後、鳥取県中部が誇る「鷹勇」の冷酒も頂きましたが、写真撮り忘れました(/。\)

続きまして、

「鮎背越し」です。

若鮎のさわやかさが堪能できます。

初夏ならでは、なんでしょう。

などと、わかったような事を言ってますが、

本当は、「はじめ人間ギャートルズのマンモスの鼻の輪切りみたいだな」と思いながら食べてました。

自分が鮎だったら、この食べられ方は避けたいなあ。

背越しは、山椒の効いたさわやかなタレに付けて食べるのです。

どんどん出てきます。

次は、

「鮎煮付け」です。

きれいに煮付けてあります。

味付けも、甘過ぎず辛過ぎず、ホクホクで最高です。

鮎のお腹のあたりの香りが良いなあ。

「鮎の山椒味噌焼き」です。

山椒味噌が、ほっくり甘くて、香りが良くて、鮎にぴったりでした。

飲みながら、チビチビ食べていては間に合わないペースで鮎達が出てきます。

なんて幸せなんだ。なんて贅沢なんだ。


「鮎姿寿司」です。

背開きにした酢締めの鮎の下には、しっかり寿司飯が詰まっています。

パクパク食べました。うまいなあ。

「鮎塩焼き」です。

やはり、鮎と言えば塩焼き、というイメージがあります。

うますぎです。王道のうまさです。

これだけ鮎を食べても全く食べ飽きません!

毎朝食べたいです。

「うるか茄子」です。

うるかを使って、茄子が煮付けてあります。

ほのかな苦みが茄子の甘みと合わさってなんともうまいです。

あー、日本って素敵!

「鮎甘露煮」です。

甘露煮というと、元の魚が何かわからなくなってしまう濃い味のものもありますが、

程よい味付けで鮎の風味も活きててうまかったです。

これが、後に出てくる白ご飯にこわいほど合いました。

「鮎天ぷら」です。

熱いうちに、ハフハフ頂きました。

鮎のほろ苦さが最高です。

なんて贅沢なんだ。

自分はこんな贅沢をしてもよい人間なんだろうか(・・;)……なんて、考えさせられる程うまかったです。

「ご飯」と「漬物」と「鮎味噌汁」です。

味噌汁の中にも鮎がいますね。

鮎と茄子って合いますね。

「デザート」です。

しっかり甘いんですが、

さっぱりしてうまかったです。

鮎でお腹一杯になるなんて!

すごくおいしかったです!

ごちそうさまでした。

そして、ほぼ一見さんの我々にも優しく接して頂いたお店の方々、ありがとうございました。


今年の夏はもう思い残す事はありません!

今年の夏はもうごちそうは要りません!


さあ、頑張って働いて、来年も鮎食べに行こう!


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