“理由”を求める職場ははたして柔軟か?
「はじめまして」なんですが、あいさつとか自己紹介とかは気合いが入る割にたいてい読み飛ばされる運命なので、今回のブログはするっとスタートさせようと思います。
基本的に「働き方」を取り巻くトピックを中心に書いていく予定。当方、アラフィフ。既婚、子あり、イヌありです。
さて、本日気になったトピックはこちら。
いいんですけどね。妊活で時短を認めるとか、確かに大事なことだと思いますよ。
ただ、時短勤務や有給取得の理由をわざわざカテゴライズする必要あるかなー。
仕事で結果が出せてれば、不妊治療に行こうが生理で休もうが、介護だろうが、もっと言えば、別に家族を引き合いに出さなくても、ボランティアしようが、好きなアーティストのライブに行こうがいいんじゃないの? と思うんですが。
仕事って、組織やお客さんの期待に応えられていればまずはいいわけで。
もちろん、応えられていないなら、優先順位を考えたり、効率化の努力をしたり、スキルアップを頑張ったりする必要があるけれど、期待された成果が出せているなら、いいじゃんべつに、何で休もうと。
なんか、過干渉だなぁと思っちゃうんですよね。
「多様性」にも相変わらず不慣れなんだなぁ、と。
働く時間が制限される仲間がいる。
きっとそういう人は、これからどんどん現れます。
大事なのは、仮にその“事情”が理解できなくても、「この人は働く時間が制限されているんだ」「働き方に流動性が必要な立場なんだ」という“事実”を淡々と受け止めること。
「そういうこともあるんだね」と、大枠で寛容する感性じゃないかと思います。
一人ひとりの“事情”に周囲のみんなが納得するのを待っていたら、ダイバーシティなんていつまでたっても浸透しない気がします。
企業サイドも、自分と違う価値観や事情を抱える人と協働するための勉強会なりトレーニングを行っていくフェーズに、すでに入っていると思うんだけどなぁ。
ここに登場するのはいわゆる外資系だし、制度作っただけで先進企業って言われる時代はもう終わってるの、わかってると思うんだけどなぁ。