学習習慣の重要性。
学年が上がるたびに口酸っぱく言うのは
学習習慣の重要性についてです。
小学生の頃は割と要領よく
やれている子の方が
テストの結果が高く出ることが
多いのですが、
中学生、高校生と学年が
上がるたびに、段々と
逆転現象が起こります。
実力テストの結果などは
学年が上がるほど逆転してます。
従来点数を取れていた子が
油断して自宅学習を
疎かにしているのです。
それだけにとどまればよいのですが、
高校に入ってからは特に悲劇です。
進学校の、しかも上位校に行こうと
考えている場合、十分な時間を
試験対策に向けられていない人は
必ず成績が下がりますし、
成績が上げきれなくなります。
完璧にやり抜く習慣もなければ、
どうやっていいかも
分からなくなるのです。
それほど授業進度は早く、
内容も難化します。
「内容を、一つももらすことなく
完璧に学び切る試験対策」を
やるという経験から、
高校生以降を上位で学びぬく
態度が身についてゆきます。
あんま推奨はされませんが、
まずは時間を決めて机に
座るところから始める
必要があります。
毎日学ぶのは当たり前のことです。
しかし、ちょっと地域で
賢いくらいの子にとっては
やらなくてもそれなりの
位置にいることができるため、
あんまやっていないことが
多いんですよね。
だから、同じ試験をして
同じくらいの点数が取れても、
問題が難化したら、実力差が
歴然とあらわれてきます。
小さな、レベルの低い田舎という
枠組みの中で自分の位置を
とらえてはいけません。
医者になりたい、
弁護士になりたい、
薬剤師になりたい、
研究者になりたい…
全国区での戦いです。
それらの職業は。
全国のライバルは、
当たり前のように学び、
当たり前のように掴んでゆきます。
学習習慣も確立していない状況で
どうしてそんなライバルと
肩を並べられるでしょうか。
耳の痛い話かもしれませんが、
小学生の頃に抱いた夢の
大半は叶わない子が多いです。
口だけで行動が
伴わないことが原因の一つ。
そこを変えられれば
我々の仕事の9割は終わったとも
言えるのです。