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デトックススープと鮭の白子

2020.09.25 08:09

昨日の夜、まだ少し身体の疲労が残っていたので、疲労回復食材を探しに高円寺へ。

むくみ対策に、久々にデトックススープを作ることに。

デトックススープとは、脂肪燃焼効果のある野菜をこれでもかと大量に煮込んだスープである。

1週間ルールに沿って食べると、便秘解消などにも効果があり、体重が落ちるという代物。

私はあんまりメニューにこだわらず、毎食このスープをメインに食べて、あとはおかずや、パンを食べる時もある。

でもスープでお腹6割くらい埋まるので、自然と食べる量が減るという寸法。

基本の野菜はたまねぎ3つ、ピーマン1つ、セロリ1本、キャベツ半玉、生姜1かけ、ホールトマト。

今回はピーマンとセロリ倍にした。

夏の間高くて痩せてたキャベツも、最近ようやく手頃でしっかりしてきた。八百屋さんで100円也。

キャベツは芯の部分の断面が小さい方が、単純に硬い部分が少ないと思われるので良いらしい。

食材多くない?と思われるだろうが、1週間を想定したスープなので、この量なのです。

何日かは煮込んで食べて、残りは冷凍したりして完食する。

生姜は細切り、たまねぎピーマンセロリは1cmの角切り、キャベツは芯だけ薄切り、あとはざく切り。3cm角くらいかな。

ピーマンは、ヘタも、中のタネとワタも入れちゃう。

以前はきちんと取って捨ててたのだけど、そこにも栄養があって食べられると知って、使ってみたら全然違和感なくてびっくり。

皮も基本的にあんまり剥かないタイプ。

※カレーキャンプではちゃんと剥きました。


キャベツは、本当は手でちぎって入れた方が甘味が増して美味しい(らしい)のだけど、今回は量が量なので包丁でざっくりと。

圧力鍋で加圧して時短で作ろうと思ってたのに、許容範囲をはるかに超えてしまって立ち尽くす。

ここへさらにホールのトマト缶を入れるのだぞ…?

蓋の概念が…。

どーん。

うわー。

はみ出てるやんけー。

これ溢れないのかな?大丈夫かな?

と思いつつここまできたら仕方ないので、加圧は諦めてただの鍋として煮込むことに。

空いたトマト缶で水を4杯入れ、コンソメ小さじ4、黒コショウを入れて強火で10分。

わー。

火にかけると、野菜から水分が出て水位が上がる。

溢れないか心配。ひやひや。

このあたりでホールトマトをザクザク潰しておく。

溢れなかったです。ほっ。

まだ野菜が半生なので、ここから弱火で蓋をして30分。

たまねぎがくたっとしたら食べ頃。

これが日々火入れする度に、ギュッと美味しく育っていくのです。大衆酒場のもつ煮込みのように。

このスープ、何が良いってアレンジが利くのです。

お肉や具材を足しても良し、スパイスを入れても良し、カレーにもリゾットにもスープパスタにもなる優れたメニュー。

これなら1週間でも飽きずに食べられる。

一点、塩を入れすぎるとむくみに繋がってしまうので、塩分は控えめがよいと思われ。

鮭の白子が安くなっていたのですかさずGET。

秋ですよ。秋といえば白子です。

これを食べなきゃ始まらんです。

白子は塩をふって揉み込み、15分程放置。

水で洗ってぬめりを取る。

湯引きする方もいるけど、今回は炒めちゃうので下処理これだけ。

臭みが気になる方は湯引きもした方がいいです。血合も気になるなら取った方がいいかも。

私は全然気にしないどころか旨味だと思えるタイプなのでこのままいっちゃいます。

フライパンにバター、にんにくチューブ、醤油を入れて弱火にかけ、しめじをIN。

ちなみにきのこ類は冷凍すると旨味がアップします。買ってきたら即冷凍。

使う時はそのまま炒めればいいだけ。

日持ちも気にせず美味しい知恵。オススメ。

冷凍しめじがしんなりしてきたら白子をIN。

麗しい絵面ですね。

白子は、中身がトロッとしてるくらいで、あまり火を入れすぎない方が美味しいとされます。

鮮度にもよるのでその時々で。

私は鮭の白子でこの調理法なら、火が通ってても美味しく感じるので、割としっかりめに焼きます。(値引き品だったもんね。)

鮭の白子としめじのバター醤油焼き。

これは秋のマリアージュですよ、奥さん。

昨日のばんごはん。

レバニラ炒めは、材料費と手間と使い切れるかを天秤に掛けた結果、お惣菜を購入。

何より半額だったし。

値引き品に目がない人間。

デトックススープ、鮭の白子としめじのバター醤油焼き、レバニラ炒め。

疲労回復というよりは、スタミナとか滋養強壮感がすごいのは気のせいだろうか。あと酒の肴感。

今しかない、食欲の秋。

美味しいは正義だ。

楽しみ尽くそう。